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週刊地震情報 2019.03.10 岐阜県で震度4 濃尾断層帯付近で発生

ウェザーニュース / 2019年3月10日 14時30分

ウェザーニュース

日本域の最近一週間の地震回数は先週に概ね同じ水準で、震度3以上の地震は2回発生しています。(3月4~9日の集計)

国内:岐阜県で震度4 過去には濃尾地震が発生

9日(土)1時8分頃、岐阜県美濃中西部を震源とするM4.5の地震が発生しました。岐阜県揖斐川町で最大震度の4を観測。そのほか、岐阜市や恵那市、名古屋市など岐阜県・愛知県を中心に震度3の揺れを感じています。

岐阜県内を震源とする地震としては、やはり1891年に発生した濃尾地震が挙げられます。M8.0と推定され、記録に残る中では日本で最大の内陸直下型の地震です。濃尾地震は岐阜県南西部に分布する濃尾断層帯で発生したと見られます。その中で最も大きく動いたと見られる根尾谷断層は地表面にも大きな痕跡を残し、今もその名残を見ることが出来るくらいです。

政府の地震調査推進本部は濃尾断層帯のうち、濃尾地震で活動したと見られる部分の発生確率を公表しており、30年以内ではほぼ0%としています。ただ、濃尾地震で活動が見られなかった部分については、過去の活動時期がはっきりせず、確率は算出されていません。

海外:M7以上の地震はなし 最大はニュージーランドの北でM6.4

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は2回発生しています。

最も大きなものは7日(木)0時46分頃にニュージーランドの北の海域で発生したM6.4の地震です。陸地から離れていた上、規模がそれほど大きくなかったため、津波の発生はなく、揺れによる被害も起きていません。太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界付近で、地震の多発エリア。過去にもM7を上回る地震は何度も発生している地域です。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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