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春スキーは雪崩に注意

ウェザーニュース / 2019年3月12日 15時45分

ウェザーニュース

暖かくなってもスキー・スノーボードを楽しみたい!

という人も多いと思いますが、ゲレンデで楽しく過ごすため、雪山に潜む危険「雪崩」についても知っておきましょう。

雪崩の性質

表層雪崩(新雪雪崩)は、古い積雪の上に新たに雪が降り積もった時に新雪部分が滑り落ちる現象。
気温が低く、降雪が続く時期には特に注意が必要です。

全層雪崩は積もった雪と地面との間に、ザラメ状のもろい雪の層が出来たり、雪解け水が流れることなどによって、雪の層全体が滑り落ちる現象。
暖かくなった春先に起こりやすいのが特徴です。

知っておこう
雪崩はこんなに危険です

新幹線並みのスピード

私たちが歩く速さは時速4km程度。
雪崩の速さは、全層雪崩で時速40~80km、表層雪崩ではなんと時速100~200kmと言われています!

この速さはなんと新幹線並み…。
後ろから雪崩がやってきたら、逃げ切ることなんて、とても不可能に思えます。

自分でできる対策は?

雪崩の前兆を知り、雪崩を回避


雪崩にも前兆があります。

■雪面に亀裂やシワがある
■雪玉を投げると転がり続ける

こんな積雪面を見つけたら注意が必要です。雪に衝撃を加えるなんてもってのほか。すぐにその場から離れるようにしてください。

生存対策

■雪崩が発生したら
雪はまっすぐ下に流れる性質があります。横に逃げる、という知識を覚えておいてください。
■高雪に埋もれたら
大声を出し、助けを待ちましょう。その際、口の雪は吐き出して気道を確保することも大切です。

スキー場は、ルールを守れば、安全な環境が提供される場所。
スキー場での雪崩事故は、ほとんどが立入禁止区域で発生しています。
滑走が楽しめる「コース」でスキー・スノボを楽しみ、決して「立入禁止区域」には入らないようにしましょう。

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