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【桜開花予想2019】東京・靖国神社は21日に開花予想!全国的に例年並の見込み

ウェザーニュース / 2019年3月19日 16時16分

ウェザーニュース

ウェザーニュース 第六回桜開花予想

本日19日(火)に全国700か所のお花見名所のトップを切って、舞鶴公園(福岡県)の桜が開花しました!今週は関東を含む広範囲で 20°C前後の暖かさとなる見込みです。この暖かさで、関東や九州北部を中心に桜の開花が進む予想。ウェザーニュースでは2019年「第六回桜開花予想」を発表します。

この開花予想は、「全国つぼみ調査」の3,490通の報告、「さくらプロジェクト」の参加者から届く報告、今後の気象予測をもとに算出しています。お花見旅行などの計画にお役立てください。

■開花予想のポイント ■

・東京など関東南部は来週にかけて開花ラッシュに
・桜のつぼみは順調に生長
・近畿を中心に昨年の気象災害の影響あるも限定的

東京など関東南部は来週にかけて開花ラッシュに

全国の主な名所の桜開花予想

ここ一週間、晴れた日は春の暖かさとなったため、本日19日(火)に全国700か所のお花見名所のトップを切って、舞鶴公園(福岡県)の桜が開花しました。

今後、20日(水)に熊本(熊本城)・福岡市、21日(木)に佐賀(神野公園)・東京(靖国神社)・佐賀市・松山市・東京23区と続々開花していきます。九州北部や中国・四国、関東南部は、来週にかけて開花ラッシュとなる見込みです。人気の桜名所である上野恩賜公園(東京都)は22日、嵐山(京都府)は28日に開花の見通しです。

現在のつぼみの生長は、例年より遅いペースで進んでいます。今後、天気が周期変化するのに伴って気温もアップダウンを繰り返しますが、暖かい日が多く、4月の気温も各地で平年より高い予想です。このため、つぼみの生長が加速し、西・東日本では例年並の開花を迎える所が多いとみています。ただ、西日本は一部でばらつきがありそうです。

この先の暖かさが開花を後押しし、例年よりやや早い開花となる所がある一方で、九州南部など休眠打破が遅れた地域では開花がやや遅れる見通しとなっています。西・東日本の早い所では開花から約1週間後には満開を迎え、4月上旬にかけてお花見を楽しめる見込みです。


北日本は、天気が周期変化し、4月からは段々と晴れる日が多くなります。5月にかけての気温は平年より高めの傾向で、ほぼ例年並の開花となる予想です。北海道道南(五稜郭公園)では、4月26日に開花を迎えた後、GW中頃から満開の桜を楽しめそうです。

桜のつぼみは順調に生長

ウェザーニュースでは、全国を対象に桜のつぼみの様子を調査する「全国つぼみ調査」を3/14〜3/16に実施。

全国3,490本の桜(うちソメイヨシノ2,769本)の様子を分析すると、現在のつぼみの生長は、開花の早かった昨年より遅いペースで進んでいることがわかりました。

例年と比べても遅めですが、前回(3月7日〜9日)の調査よりも変化が現れており、「先がピンク」や「花びらが見えた」といった開花を目前に控えたつぼみも現れ、開花に向けてあと一息というところまできたようです。ここ一週間は天気が周期変化したものの、晴れた日は気温が上がり、春の暖かさとなりました。そのため、順調に生長が進んだと考えられます。

一方、北日本は、北海道を中心に報告数が少なく、実態が詳しくわかるのはもう少し先になりそうです。北海道ではほとんどの桜がまだ小さく硬いつぼみですが、過去の調査結果を参考にすると、変化がはっきりと出始めるのは、3月下旬になる見込みです。

相次いだ気象災害…近畿を中心に被害報告が届くも、影響は限定的

昨年は豪雨や台風の接近・上陸などによる自然災害が相次いだため、お花見スポットへの影響が懸念されます。スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて災害の桜への影響を調査(※1)した結果、近畿は災害のダメージがほかの地域よりも目立ちました。寄せられたコメントをみると、特に台風による被害が大きかったようです。

そこで、お花見への影響について独自に取材を行いました。拝殿の倒壊をはじめ数十本の桜が倒木した平野神社(京都府)は、「元々桜の本数が多いので、お花見には問題なし」とのことで、桜花祭も例年通り4月10日に開催予定だそうです。また、日本三大桜の一つである根尾谷淡墨桜(岐阜県本巣市)も、台風21号により大枝が4本折れる被害が発生しましたが、本巣市によると「折れた枝は一部なので、木は大丈夫だろう」とのことでした。

台風21号・24号の塩害による季節外れの桜(※2)が話題になりましたが、樹木医によると「秋に咲いた分、花数は少なくなるが、数輪程度なので見た目にはわからないだろう」とのことです。

桜の木や枝が少なくなった名所では、例年よりもボリュームに欠ける箇所があるかもしれませんが、取材結果も考慮し、今年の桜の開花や名所への影響は限定的で、地域全体の見栄えが劣るほどではないとみています。

※1 調査概要
・調査期間:2019年3月7日〜8日
・調査回答数:7,117 人 ・調査方法:スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の一般利用者を対象に、「地元のお花見スポット、昨年の災害の桜へ の影響は?」と質問し、3 つの選択肢(“影響なし”“影響あり”“大打撃”)から回答いただいた
※2 詳細:「」

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