4月こと座流星群が活動期に 見頃は22日(月)深夜以降
ウェザーニュース / 2019年4月17日 17時30分
現在、春の夜空を彩る「4月こと座流星群」が活動期に入っています。
活動のピークは23日(火)の9時頃と予想されており、日本での観測は22日(月)夜〜23日(火)の夜明け前が良さそうです。
期待できる流星数は?

★活動期間 4月16日 〜 4月25日
★ピーク予想 4月23日(火) 9時頃
★母天体 サッチャー彗星
春の夜空を彩る「4月こと座流星群」は、毎年4月22日頃に活動が活発になる流星群です。
例年、活動のピークを迎えると1時間に10個程度の流れ星を期待できますが、今年は満月過ぎの明るい月が輝いているため、視界の開けたところでも、観測できる流星数は1時間に5個程度となりそうです。
こと座流星群の流れ星は、放射点(※)があること座の周辺のみに出現するわけではなく、放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも現れます。また、出現する確率も同じです。
観測の際は、月明かりを直接視界に入れないようにしつつ、できるだけ空を広く見るようにしましょう。
※流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点で、流星群に属する流れ星はこの点を中心に放射状に流れます。
4月こと座流星群の特徴は?

(1)突発的な流星数の増加も
こと座流星群は突発的に流星数が増加することがあり、過去には1時間に100個以上の流星が観測されたこともありました。ただ、近年は通常の活動が続いているため、過度な期待はしないほうが良さそうです。
(2)火球が出現することも
こと座流星群は観測出来る流星数は少ないものの、ひときわ明るい「火球」と言われる流れ星が出現することがあります。
ピーク日の天気は?

見頃を迎える22日(月)夜〜23日(火)明け方頃にかけて、高気圧が東に離れ西から低気圧や前線が近づいてきます。
前線に近い九州は厚い雲に覆われて観測にはあいにくの空模様となりますが、その他のエリアは広く「4月こと座流星群」の流れ星をみることができそうです。ただ、時間が遅くなると曇りエリアが西から拡大してくるため、早い時間の観測がおすすめです。
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