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週刊地震情報 2019.04.21 台湾で大きな地震 震度7相当の揺れも

ウェザーニュース / 2019年4月21日 13時0分

ウェザーニュース

日本域の最近一週間の地震回数は先週に比べるとやや減少し、震度3以上の地震は2回発生しています。(4月15~20日の集計)

国内:釧路沖で最大震度3の地震発生

国内で震度1以上が観測された地震の回数

4月15日(月)5時28分頃、北海道釧路沖を震源とするM5.1の地震が発生しました。震源の深さは43kmで、釧路市や厚岸町などで最大震度3を観測しています。

釧路沖は千島海溝沿いの地震多発エリアのひとつで、今回と同じような規模の地震は1年に数回程度発生します。さらに規模の大きなM6以上の地震も多く、最近では2005年にM6.4、2004年にはM7.1とM6.9が発生するなど、2003年から2005年にかけて多く観測されました。

千島海溝沿いの巨大地震が懸念されている状況ですので、北海道の沖合で発生する地震は動向に注目です。

海外:台湾でM6.5*、震度7相当の揺れを観測

世界のM4.5以上の地震

アメリカ地質調査所(USGS)の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。

4月18日(木)、台湾東部の花蓮県付近を震源とするM6.1*の地震が発生しました。台湾の中央気象局によると、花蓮県の一部では震度7に相当する揺れが観測されています。最も揺れが強かった山間部では落石が発生し、けが人が報告されています。

花蓮県では去年2月6日に今回の震源のやや北でM6.4の地震が発生し、震度7相当の揺れを観測。死者が出ています。台湾はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界付近にあたり、過去にも度々大きな地震に見舞われています。1999年9月21日にはM7.6の地震に見舞われ、2000人を超える人が亡くなりました。

(*日本の気象庁はMj6.4という速報値を発表し、のちにMj6.5という暫定値に更新されました。USGSはMww6.1と発表しています。Mjは気象庁マグニチュード、Mwwはモーメントマグニチュードの一種。)

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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