今夜、4月こと座流星群が見頃に 北陸・東北を中心に観測チャンス
ウェザーニュース / 2019年4月22日 11時10分
今夜、春の夜空を彩る「4月こと座流星群」が見頃を迎えます。
東北や北陸では、移動性の高気圧が上空を通過していくため、雲は少なくなりそうです。北海道の道北や道東も遅い時間は雲が広がらず、まずまずの条件になります。
西日本は、上空の高いところに雲が広がりやすくなります。月などの明るい天体は見えても、流星は少し難しい状況。雲が比較的少ない、早めの時間ほどチャンスは大きくなります。
関東は北東からの湿った空気の影響で雲に厚みがあり、流星観測には厳しい天気です。
期待できる流星数は?
★活動期間 4月16日 〜 4月25日
★ピーク予想 4月23日(火) 9時頃
★母天体 サッチャー彗星
春の夜空を彩る「4月こと座流星群」は、毎年4月22日頃に活動が活発になる流星群です。
例年、活動のピークを迎えると1時間に10個程度の流れ星を期待できますが、今年は満月過ぎの明るい月が輝いているため、視界の開けたところでも、観測できる流星数は1時間に5個程度となりそうです。
観測は22日深夜以降がおすすめ
活動のピークは23日(火)の9時頃と予想されているため、日本での観測は22日(月)深夜〜23日(火)の夜明け前がおすすめです。
こと座流星群の流れ星は、放射点があること座の周辺のみに出現するわけではなく、放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも現れます。また、出現する確率も同じです。
観測の際は、月明かりを直接視界に入れないようにしつつ、できるだけ空を広く見るようにしましょう。
4月こと座流星群の特徴は?
(1)突発的な流星数の増加も
こと座流星群は突発的に流星数が増加することがあり、過去には1時間に100個以上の流星が観測されたこともありました。ただ、近年は通常の活動が続いているため、過度な期待はしないほうが良さそうです。
(2)火球が出現することも
こと座流星群は観測出来る流星数は少ないものの、ひときわ明るい「火球」と言われる流れ星が出現することがあります。
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