連休明け、仕事モードに切り替える“経絡ストレッチ”2選

ウェザーニュース / 2019年5月7日 5時45分

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せっかく長期休みでリフレッシュしたはずなのに……、ふだんの生活が始まると心身のバランスを崩すことがあります。場合によっては、五月病につながることも。

源保堂鍼灸院の瀬戸郁保先生に、気持ちの切り替えがスムースにできる“経絡ストレッチ”を教えてもらいました。

経絡ストレッチで体のバランスを整える

そもそも「経絡ストレッチ」とはなんでしょうか。

「経絡とは、“気”(エネルギー)を体中に循環させる通り道です。臓腑とつながっていて体の機能を調整してくれます。経絡ストレッチは、この経絡を刺激することで、“気”の巡りを良くし、体のバランスを整える役割があります。今回の経絡ストレッチは、比較的やさしくできるものを2つ選びました」(瀬戸先生)

【その1】気力回復ストレッチ

日中、眠くなった時に伸びをしながら深呼吸しただけでもスッキリすることがあります。このような簡単な動作も、東洋医学では「気を取り込む」ものと説明できます。

「あらゆる生物は、空や空気、土などから“気”を受け取って生きていると東洋医学では考えます。しかし、気候の変動や『今日から仕事かぁ』と気持ちが萎えると、“気”も沈みがちに。まずは体内を流れる“気”を入れ換えて、リフレッシュするといいでしょう」(瀬戸先生)

【やり方】
(1)自然な状態で立ち、両手を上に挙げる。緊張せずに、できるだけ楽な姿勢で力を抜いて立つのがポイント。

(2)手のひらと足の土踏まずから自然のエネルギーを吸収するようなイメージで5回ほど深呼吸する。

(3)その姿勢のまま、息を吐きながら横に体を倒して胴体を伸ばす。これを左右に5回やってみましょう。この運動で、11の内臓全てを取りまとめる胆の経絡を刺激し、内臓のバランスを整えることができる。

気持ちを整えたり、気持ちを切り替えたりするストレッチなので、自然の中でリラックスして行うのが最良ですが、室内でもかまいません。肩の力を抜いてやってみてください。

【その2】気力を全身に巡らせる肺のストレッチ

取り込んだ“気”を体中に巡らせるには肺の力を押し上げてあげるのがいいそうです。

「東洋医学では、肺が呼吸によって、“気”を体中に巡回させていると考えます。そのため肺は気力を蓄えるのに重要な臓器とされ、『よし、頑張ろう!』という気持ちを呼び起こすには、肺につながる経絡(肺経)の流れをよくしてあげることが大切なのです」(瀬戸先生)

【やり方】
(1)左の親指を体の後ろでクロスさせて、刺激するように結ぶ。肺につながる経絡は手の親指の爪の横まで流れているので、ここを刺激する。

(2)その状態で体を前に倒す。肺経が伸びて気力が戻りやすくなります。前に倒すときは息を吐くようにして、5回ほどやるといいでしょう。

(3)左右の指を入れ替えて同じ動きを繰り返す。

今年のゴールデンウィークは例年以上の大型連休となり、仕事モードに切り替えるのが難しい人が多いかもしれません。「連休明けに会社や学校へ行くのが嫌だなぁ」という人は、“経絡ストレッチ”を気軽に取り入れてみてください。

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