日向灘地震から1週間 活動は落ち着く
ウェザーニュース / 2019年5月17日 15時56分
5月10日(金)朝に発生した日向灘の地震(最大震度5弱)から1週間が経ちました。
気象庁は最初の地震から1週間程度は同程度の地震が再び起きるおそれがあるとしていましたが、これまでのところ地震活動は活発化する兆しはありません。
13日以降は20回未満で経過
日向灘で発生した地震回数と最大マグニチュード(気象庁データより)
日向灘で発生した毎日の地震回数(体に感じない微小地震を含む)は、震度5弱の地震があった10日(金)は1日に200回以上に達していましたが、その後は急激に数が減り、13日(月)以降は20回未満で経過しています。
地震の規模も小さくなってきているため、今のところは落ち着いていると考えられます。
日向灘で発生した地震回数と最大マグニチュード(気象庁データより)
5月10日 207回 M6.3
5月11日 70回 M5.0
5月12日 54回 M4.3
5月13日 18回 M3.2
5月14日 15回 M2.2
5月15日 12回 M1.9
日向灘はM7クラスの地震確率70~80%
一方、日向灘は日本でも最も地震活動が活発な海域の一つで、M7クラスの地震がたびたび発生しています。
国の地震調査研究推進本部によると、M7.1前後と推測されるプレート境界型の地震が起きる確率は、今後30年間で70~80%です。
日向灘では1990年代以降はそれより前に比べて地震活動が静穏化していますが、地震を起こすエネルギーを引き続き蓄えていると考えられます。
今後起きるかもしれないより大きな地震に対して、日ごろからの備えが重要です。
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