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桜島が噴火 噴煙は2200mまで上昇し東へ

ウェザーニュース / 2019年6月11日 15時0分

ウェザーニュース

今日6月11日(火)14時31分、鹿児島県の桜島で噴火(爆発)が発生しました。

火口は南岳山頂火口で、噴煙は火口上2200m(海抜約3300m)まで直上に上昇しました。噴煙量はやや多量で、今後は東の垂水市、鹿屋市、曽於市方向へ流れる予想です。鹿児島地方気象台では小規模の空振が感じられたと報告されています。

桜島で爆発が発生するのは、今年44回目です。

今朝から地殻変動を観測

気象庁が今日14時に発表した解説情報によると、桜島の噴火活動は低調な状態ですが、今日11日(火)5時頃から山体の膨張と考えられるわずかな地殻変動が観測されています。火山性地震は少ない状態で経過していて、火山性微動は発生していません。

このため、南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあるとされています。

南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。また、爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

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