雨だけでなく汚れも防ぐ 防水スプレーの便利な使い方

ウェザーニュース

梅雨時期に出番が増える防水スプレー。

雨の日に出かける際、服やバックにスプレーする人も多いと思いますが、なかなか全部を使い切ることは難しいのではないでしょうか。

フッ素系樹脂は汚れの付着も防止

防水スプレーは、フッ素系樹脂やシリコーン樹脂が繊維の一本一本にきれいにくっつくことで、水をはじくことができます。

シリコーン樹脂は水のみ、フッ素系樹脂は水と油をはじくため、フッ素系樹脂の製品は防水だけではなく食べこぼし汚れなどの防汚効果があるそうです。

この防汚効果を活かした、子育て世代に嬉しい具体的な使い方をご紹介します。

1）カーテン、クッションカバー

人の手に触れやすいカーテンやクッションカバーなど、衣類やバッグ以外にも使えます。事前のスプレーで、あとの洗濯の手間が省けます。

※カーテンやクッションカバーは、取り外して屋外でスプレーを使用してください。

2）制服・上履き・運動着

お子さんがいる家庭では、絵の具・習字の墨汁・泥汚れなど、一度汚れてしまうと洗濯しても落ちにくい物がありますよね。使う前にスプレーしておけば、汚れが付着するのを防ぐ効果があります。

若干液体がしみたとしても奥までしみ込まず、汚れを落としやすくなるのです。

3）幼稚園や習い事の布バッグ

手で触ったり、壁や地面と接触することも多いバッグ は、汚れやすいもの。きれいなうちにスプレーしておけば、雨や汚れ防止になります。

防水スプレーは摩擦に弱いため、いずれもコマメなお手入れが必要となります。衣類などは洗濯のたびに、靴ならお手入れをするときにスプレーをかけ直すのがオススメです。

活躍の場が少ないと思われがちな防水スプレーですが、雨の日だけでなく、毎日の生活の中でもぜひお役立てください。

参考資料など

スリーエム ジャパン株式会社
「水だけでなく汚れも防ぐ　防水スプレーの便利な使い方」
https://www.scotchgard.jp