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エアコンをうまく使いこなす術 ポイントは室外機にあった!

ウェザーニュース / 2019年7月11日 6時15分

ウェザーニュース

梅雨の季節でムシムシ、ジメジメとした体感が増え、エアコンを使用する方も増えてきているのではないでしょうか。そのエアコン、室外機の扱い方で電気代も冷房効果も大きく変わるって知っていましたか?

効果的なエアコン活用で少しでも快適に暮らすためにも、室外機の周囲を今一度見直してみましょう。

エアコンは室内機と室外機の2つで1つ

エアコンが部屋を涼しくするメカニズムをご存知でしょうか。エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込んで、熱を奪い、冷えた空気を戻すことで部屋を涼しくしています。

室内機と室外機はパイプでつながっていて、パイプを通じて、部屋の熱を外に追い出しているのです。

室外機の効率的な使い方で省エネに

部屋と間接的につながっている室外機ですが、この室外機が精一杯働ける環境を作ることで、消費電力を抑えることができます。ぜひ試してみてください。

室外機の周辺を涼しくする

室外機は部屋の中の熱を外に放出する役割を持ちますが、直射日光や地面からの照り返しなどで周りの温度が高いと、熱を放出するのに負担がかかり、多くの電力を消費します。

室外機から少し離れたところに植木を植える、「すだれ」を立てかけて直射日光を防ぐ、といった工夫をするといいでしょう。

また、室内機で集めた熱を室外機から追い出す際、室外機の背面側全体の“熱交換器”と呼ばれる場所で外気と熱交換しています。つまり、熱交換効率を上げるには、ここを冷やしてあげるのが効果的です。具体的には室外機に水をかけて冷ます“打ち水”などが、有効です。

周りに物を置かない

吹き出し口付近に物が置いてあったりすると、外に熱を放出するときに負担がかかったり、放出した熱をまた吸い込んで、室内機の働きも悪くなり部屋の温度は下がりません。室外機の周囲は風通しをよくしておきましょう。

この先、8月にかけても例年以上に暑い日が多いと予想され、エアコンもフル稼働しそうです。室外機の周囲を見回して、より効率的な使い方で少しでも省エネを心がけたいですね。

参考資料など

取材協力:ダイキン工業株式会社

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