台風5号は午後に先島最接近 その後は東シナ海を北上

ウェザーニュース

大型の台風5号（ダナス）は18日(木)9時現在、石垣島の南の海上を北に時速25kmで進んでいます。

昼過ぎには先島諸島に最接近の見込み

中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は20m/sで、先島諸島から沖縄本島にかけて、風速15m/s以上の強風域に入っています。

▼台風5号　7月18日(木)9時現在
　存在地域　　　石垣島の南約110km
　大きさ階級　　大型
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　北　25 km/h
　中心気圧　　　990 hPa
　最大風速　　　20 m/s
　最大瞬間風速　30 m/s


南西諸島では雨、風が強まり、最大瞬間風速は久米島空港で25.2m/s、那覇で18.8m/sを観測しています。

台風は北上を続け、今日18日(木)の昼過ぎには先島諸島に最も近づく見込みです。その後も北寄りに進んで19日(金)から20日(土)にかけては東シナ海を進み、21日(日)頃に朝鮮半島に達すると見られます。

沖縄本島周辺も雨強まり、西日本の大雨にも影響

台風の中心から東側に活発な雲が広がっているため、台風の中心に近い先島だけでなく、沖縄本島周辺でも雨の強まるおそれがあります。1時間に30mm以上の激しい雨や、瞬間的に25m/sを超えるような強い風が吹きますので、道路冠水・風による飛来物などに注意が必要です。また、海岸付近では高波にもご注意ください。

また、台風の北上に伴って、日本付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になっています。西日本を中心に広いエリアで大雨のおそれがありますので、週末にかけて警戒が必要です。