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大型の台風5号 今夜朝鮮半島上陸へ 長崎・五島列島周辺では記録的な大雨

ウェザーニュース / 2019年7月20日 8時0分

ウェザーニュース

20日(土)6時現在、大型の台風5号(ダナス)は黄海を北上しています。九州の全域や中国四国地方の一部が、風速15m/s以上の強風域に入っています。

▼台風5号 20日(土)6時現在
 存在地域   黄海
 大きさ階級  大型
 強さ階級   //
 移動     北 25 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   23 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s


台風は今後も勢力を維持して黄海を北上し、今夜には朝鮮半島に上陸する予想です。その後は衰弱して、温帯低気圧に変わる見込みです。

台風の東側に活発な雨雲 記録的な大雨に

雨雲レーダー・台風5号経路

雨雲レーダーを見ると、台風の中心付近よりも東側に活発な積乱雲が連なっています。これはアウターバンドと呼ばれる雲で、この発達した雨雲の下では、猛烈な雨が降っています。

一部が昨日19日(金)深夜から長崎県の五島列島周辺にかかり続け、気象台からは「50年に一度の記録的な大雨となっているところがある」と情報が出され、警戒が呼び掛けられています。

 ▼50年に一度の記録的な大雨が降ったとみられる地域
 ・長崎県小値賀町、佐世保市(宇久地域)
 ・新上五島町
 ・西海市(江島・平島)
 ・五島市

五島列島周辺や対馬周辺では、今日20日(土)いっぱいは、断続的に猛烈な雨となるおそれがあり警戒が必要です。

台風から離れた場所でも大雨に警戒

21日(日)にかけて予想される雨量

台風の中心から離れた西日本では、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、高知県や宮崎県で局地的に雨が強まっているところがあります。

台風の北上に伴い、九州の東シナ海側や北部などにも湿った空気が流れ込みやすくなり、激しい雨が降るおそれがあります。

21日(日)にかけて、多いところでは総雨量が500mm近くに達する大雨となるおそれがあるため、低地の浸水や河川の増水、土砂災害の発生に警戒してください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風5号のダナス(Danas)は、フィリピンが提案した名称で、「経験すること」という意味です。

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