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福岡や佐賀で記録的大雨に 夕方頃にかけて警戒を

ウェザーニュース / 2019年7月21日 14時35分

ウェザーニュース

台風5号に向かって流れ込む湿った空気の影響で、九州北部には線状降水帯と呼ばれる発達した雨雲の帯がかかっているため、福岡県や佐賀県では記録的な大雨となっているところがあります。

21日(日)13時40分までの12時間雨量は、福岡県久留米市で305.0mm、佐賀県鳥栖市で303.5mmに達し、観測史上最も多くなっています。

九州北部では午後も激しい雨が降っており、13時までの1時間の各地の雨量は、佐賀市北山で33mm、福岡市で27mm、福岡空港で24mmを観測するなど、朝のうち激しい雨が降った福岡県久留米市や大分県朝倉市などに加えて、福岡地方や佐賀県でも雨量が増加中です。

土砂災害にも厳重に警戒を

降り続く雨で土砂災害警戒情報の範囲も拡大しており、11時30分には福岡市、12時15分には佐賀市が新たに警戒対象に加えられるなど、九州では福岡県、佐賀県、大分県に土砂災害警戒情報が発表されている市町村があります。

交通機関に影響も

道路や鉄道への影響も出ており、日本道路交通情報センターによると、土砂崩れのため長崎自動車道の武雄北方IC~嬉野IC間が通行止めになっているほか、九州道や大分道などで雨量が基準値を超えたために通行止めとなっています。

また、九州新幹線は博多~鹿児島間で運休や遅れが出るなど、雨による交通への影響が各地で発生しています。

夕方にかけて激しい雨が降る恐れ

九州北部では、21日夕方にかけて断続的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や河川の氾濫など大きな被害が発生する可能性があります。

自治体からの情報に注意するほか、増水した川など危険な場所に近づかない、急な崖に隣接する住宅では斜面から離れて過ごすなど、災害を防ぐ対応をとるようにしてください。

参考資料など

ウェザーリポート by PECO-博多っ子さん

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