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台風8号 今夜遅く九州に接近・上陸へ 台風9号も発達中

ウェザーニュース / 2019年8月5日 6時5分

ウェザーニュース

8月5日(月)3時現在、台風8号(フランシスコ)は本州の南を西北西に進んでいます。中心付近には風速25m/s以上の風が吹く暴風域を伴っています。

今後は勢力を維持して西日本に接近し、明日6日(火)未明から明け方に九州付近に上陸するおそれがあります。

▼台風8号 8月5日(月)3時現在
 存在地域   青ヶ島の南南西約330km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 30 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 40 m/s

急速に強まる風雨に警戒

荒れた天気のピーク

台風8号は暴風域を伴っているものの比較的コンパクトなため、進路に近い所では急速に天候が悪化し、荒れた天気となることが予想されます。大雨や強風への対策は昼間のうちに進めるようにしてください。



九州を通過後は朝鮮半島付近に進み、進路を北東向きに変えたあと低気圧に変わる予想です。この低気圧の影響はまだ不明確ですが、週末に北日本に雨を降らせる可能性もあります。

台風9号 週末に沖縄接近か 進路不明確

台風9号 予想進路

8月5日(月)3時現在、台風9号(レキマー)はフィリピンの東を西北西に進んでいます。発生から半日で、発生時よりもやや勢力を強めています。

▼台風9号 8月5日(月)3時現在
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 15 km/h
 中心気圧   992 hPa
 最大風速   20 m/s
 最大瞬間風速 30 m/s


台風9号はゆっくりと北上し、海水温の高い海域を進んでエネルギーを得ることで発達する見込みです。週後半にかけて「強い」勢力となり、沖縄方面へ進む予想となっています。

ただ、予報円が非常に大きいことからわかるとおり、とりうる進路の幅が広く、どこに向かうかはっきりしていません。随時最新の情報を確認するようにしてください。

その先の進路もまだ不明確ですが、この台風や湿った空気の影響次第では、お盆休みの始まる8月10日(土)頃から雨が降る所が多くなる可能性もあります。

帰省や旅行などの計画をされている方も多いかと思いますが、今後の情報に注意してください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風8号のフランシスコ(Francisco)は、アメリカが提案した名称で、男性の名前からきています。

台風9号のレキマー(Lekima)は、ベトナムが提案した名称で、卵黄のような黄色い実をもつ果物の名前が由来です。

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