7・8月に集中 水難事故に遭わないための4つのポイント

ウェザーニュース / 2019年8月12日 15時0分

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お盆休みにはレジャー中、帰省中の水難事故が多発します。昨年(2018年)は全国で1356件の水難事故が発生し、死者行方不明者は692人(うち中学生以下は22人)。このうち約4割は7月と8月に発生しています。事故にあわないために、海辺で気をつけるべきポイントを取材しました。

海辺の波や風をチェック

全国の海水浴場やプールでの監視・救難にあたるライフセーバーが所属する日本ライフセービング協会の広報担当者によると、「海で遊ぶときは、その海辺の波や風を観察し、今は満潮か干潮かといった基本的な知識を頭に入れておいてください」と前置きをして、海辺で気をつけるべき4つのポイントをあげます。

【波】いきなり3〜4倍の波

通常の波と違って、数分おきに通常の波の3〜4倍の波が来ることがあります。油断していると大波に流されたりするので、海に入る前に10分ほど波を観察します。泳ぎに自信がない人や子どもは、すぐに砂浜に上がれるところで遊んでください。

【風】陸風か海風かを知る

海から陸に吹く風をオンショア、陸から海に吹く風をオフショアと言います。オフショアが強いときは、海辺でビーチボールで遊んでいると、ボールが海に流されることがあります。ボール遊びはオンショアのときに行ってください。

【満潮・干潮】水深は刻々と変化する

干潮のときには浅瀬でも、満潮に向かうにつれて水深が深くなります。岩場で遊んでいると取り残されることがあります。今が満潮なのか干潮なのかを調べておいてください。

【離岸流】海辺の事故の自然要因トップ

日本ライフセービング協会の調べによると、海辺での事故の自然要因のおよそ半分が離岸流です。離岸流とは海岸から海に流れる一方の水流なので、寄せ波が来てもそこだけ波が立っていません。そういうところでは泳がないでください。もし離岸流に入ってしまったら、海岸に向かって泳いでも流されるだけなので、海岸と平行に泳いで離岸流から抜け出してください。

4つのチェックポイントに付け加えると、海辺での水難事故を防ぐために、小さな子や泳ぎに自信がない人はライフジャケットを着用すること。また、小さなお子さんと一緒のときは「Keep Watch」、つまり目の届く範囲、手の届く範囲で遊んでください。

「全国の海水浴場のうちライフセーバーがいるのは2割にすぎません。楽しい海遊びを暗転させないために、その海辺は今どういう状態かを観察してから楽しんでください」(日本ライフセービング協会広報室)

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