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大型で非常に強い台風10号 定まらない進路、お盆に影響も

ウェザーニュース / 2019年8月8日 16時42分

ウェザーニュース

大型で非常に強い台風10号は8日(木)15時現在、小笠原諸島の近海にあってほとんど停滞しています。台風10号は目がはっきりしてきて、発達してきていることがわかります。

台風10号 進路予想

▼台風10号 [8月8日(木)15時]
 存在地域   小笠原近海
 大きさ階級  大型
 強さ階級   非常に強い
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s

今後もこのままの勢力でゆっくりと北上し、小笠原諸島に最も近づく見込みです。

動きが遅いため、小笠原諸島には暴風や高波、大雨の影響が長く出る恐れがあります。

依然、東西に分かれる予想モデル

世界の予想モデル

世界各国の予想モデルによるシミュレーションの結果、小笠原諸島から遠ざかったあとの進路は依然として西と東に分かれている状況です。

ウェザーニューズ・グローバルストームセンターの担当者は、各予想モデルの特性を踏まえると、現段階では西、東のどちらが優勢とは言えない状況としています。

明日9日(金)の台風の位置により、シミュレーションの傾向に変化があるかもしれないため、注目しています。

進路によってはお盆休み後半の帰省やレジャーなどに大きな影響が出るおそれもあります。こまめに最新の情報を確認するようにしてください。

お盆休みの海水浴は要注意

波の予想

また、台風10号の進路にかかわらず、太平洋側では台風からのうねりが入って、海では波が高くなる見込みです。

台風が遠く離れていても、海では波が高くなっていることがありますので、海水浴など海のレジャーを予定している方は十分にお気をつけください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風10号のクローサ(Krosa)は、カンボジアが提案した名称で「鶴」です。

参考資料など

衛星雲画像(情報通信研究機構(NICT)より)

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