山形・秋田で激しい雨 「ろうと雲」とみられる現象も 雷雨や突風に注意

ウェザーニュース

今日10日(土)の東北地方は、湿った空気の影響で雨雲が発達し、特に山形県や秋田県で激しい雨が降っています。

午前11時までの1時間雨量は山形県真室川町の差首鍋で64.5mm、酒田市の酒田大沢で40.5mmとなったほか、秋田県由利本荘市の笹子では午前8時までの1時間に65.0mmの雨が降り、観測史上1位の記録を更新しました。

秋田県では、6時40分までの1時間に横手市西部付近で約100mmの雨が降ったとして、記録的短時間大雨情報も発表されました。

JR羽越本線や奥羽本線では、11時現在、大雨の影響で一部区間の運転が見合わせられるなど鉄道ダイヤにも影響が出ています。

竜巻などの突風にも注意

新潟県新発田市　ろうと雲もしくは海上竜巻とみられる

正午頃には、新潟県新発田市では、ろうと雲もしくは竜巻とみられる現象が目撃されました。発達した雨雲の下では、激しい雨や落雷だけでなく、竜巻などの突風にも注意が必要です。

東北地方で雨雲の発達しやすい状況は、きょう夕方まで続く見通しです。引き続き雷雨や突風に注意、警戒し、増水した川など危険な場所には近づかないようにしてください。

参考資料など

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