週間天気予報 前線が活発化し大雨の可能性
ウェザーニュース / 2019年8月25日 6時10分
今週は西日本で雨が降る日が多く、週中頃には全国の広範囲で雨が降る日があります。大雨の可能性もあるため注意してください。厳しい暑さは一旦落ち着くものの、週後半に再び夏の暑さが戻る予想です。
■この先1週間のポイント■
・停滞前線が活発化 大雨の可能性・週後半は再び夏の暑さに
・新たな熱帯低気圧が発生か
停滞前線が活発化 大雨の可能性
気圧配置・降水の予想
週明けにかけては前線が九州から本州の南に停滞し、九州や西日本の太平洋側では曇りや雨の所が多くなります。東日本では晴れる所もありますが、大気の状態が不安定となるため急な雷雨に注意が必要です。
週中頃の27日(火)から28日(水)にかけては低気圧が本州沖の日本海を進み、全国的に雨が降る所が多い予想です。停滞する前線に向かって湿った空気が流れ込んで活動が活発化し、西日本などで大雨となる可能性があるため、随時最新の天気予報に留意するようにしてください。
週後半は再び夏の暑さに
来週前半は東京や大阪などでも最高気温が30℃未満となる日がある予想です。最低気温も25℃を下回る日がある予想で、エアコンを切って寝られる日も増えそうです。
ただ、後半になると停滞前線の北上に伴い再び夏の空気に覆われ、南から暖かな空気が流れ込みます。東日本や西日本を中心に気温が高くなり、30℃以上の真夏日となる所が多くなる予想です。寒暖差にご注意ください。
新たな熱帯低気圧が発生か
予想天気図
現在発生している台風11号は、今日にも中国に上陸して熱帯低気圧に変わる予想です。
ただ、グアムの近海からフィリピンの東にかけての海上では積乱雲がまとまりつつあり、この付近に新たな熱帯低気圧が発生する予想です。
この熱帯低気圧は台風へ発達するかどうかはっきりしませんが、もし北上する場合は間接的に、本州付近に停滞する前線の活動を活発化させる可能性も考えられます。今後の情報に留意するようにしてください。
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