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発達した雨雲は山口県に 九州北部も引き続き警戒

ウェザーニュース / 2019年8月29日 6時47分

ウェザーニュース

昨夜遅くから発達した雨雲が山口県を中心に次々と流れ込んで、局地的に1時間に50mmを超えるような激しい雨を降らせています。

29日(木)6時までの24時間の雨量は山口県萩で252.5mm、豊田で216.5mmなど200mmを大きく上回りました。

氾濫危険水位を超過している川が多数あり、土砂災害の危険度も高まっています。

九州北部も午前中は激しい雨のおそれ

雨雲は今後、やや南下傾向で、九州北部でも午前中は雨の激しく降る所がありそうです。

降り始めからの雨量が500mmを上回っている長崎県北部や佐賀県北部は特に土砂災害の発生に警戒が必要です。また、活発な雨雲の周辺では竜巻などの突風のおそれもあります。

いったん落ち着いても警戒継続

前線上の小規模な低気圧が東に離れる昼頃には雨の峠を越え、今日午後は小康状態の所が多くなる見込みです。

しかし、雨が落ち着いたあとも、地盤の緩んだ状態がしばらくは続き、川の水位もすぐには下がりません。急な斜面や増水した川には近づかないようにしてください。

なお、明日30日(金)以降も秋雨前線は日本付近に停滞します。雨の強まるエリアやタイミングにはまだブレ幅があるものの、九州北部や中国地方でまた強い雨の可能性がありますので、最新情報の確認が必要です。

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