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台風13号だけじゃない 日本の南に“台風の卵”たち

ウェザーニュース / 2019年9月2日 17時25分

ウェザーニュース

今日2日(月)9時、フィリピンの東の海上に台風13号が発生しました。この台風は、今後発達しながら北上し、5日(木)頃に沖縄に接近する見込みです。

そのほか日本の南に目をやると、台風13号の他にも気になる雲の塊が散見されます。

台風の卵と言われる熱帯低気圧が3つ

南シナ海のハイナン島付近にも熱帯低気圧があり、こちらは明日3日(火)朝までに台風14号になる見込みです。

さらにフィリピンの西の海上や、日本のはるか南東のマーシャル諸島にも熱帯低気圧があって、これらの今後の動向も目が離せません。

目先しばらくは台風13号の動向に注意が必要で、強い勢力で沖縄に接近したあと東シナ海を北上する見込みで、台風の進路によっては九州では強風や高波のほか、湿った空気が流れ込むことによる大雨のリスクもあります。

9月は台風が日本列島に接近しやすい

8月から9月にかけては台風の発生数が一年のうちで特に多い時期で、発生、接近、上陸の数はいずれも8月が最も多く、次いで多いのが9月となっています。

ただし、太平洋高気圧の勢力が真夏に比べてやや弱まるこれからの時期、台風が日本列島に接近しやすくなります。

今後発表される台風や熱帯低気圧に関する情報には十分に注意してください。

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