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停電の次に怖い「通電火災」 復旧前にブレーカーを落として対策を

ウェザーニュース / 2019年9月11日 16時30分

ウェザーニュース

今回の台風15号の影響で、千葉県を中心とした関東南部の一部地域で停電が続いています。
停電が復旧し自宅や事業所において電気が使用できるようになった際、通電火災のおそれがあるとして、自治体などから注意が呼びかけられています。

通電火災とは

1995年に発生した阪神淡路大震災では、古い耐震基準だった建物の倒壊、室内の家具の転倒に加え、火災の被害が目立ちました。

なぜ火災が起きたのか?それは『通電火災』が原因だったと言われます。

大規模な自然災害が発生した際は、広範囲で停電が発生する可能性があります。

このときブレーカーを落とさずに外へ避難すると…。

電気が復旧した際に地震で倒れていたり、風雨によって濡れてしまった電気製品が再び作動。これが火元となって起こるのが通電火災です。

時間差が怖い通電火災

通電火災が怖いのが、時間差で発生するため発見が遅れることです。

災害発生とともに出火した場合、人が対応できるのですが、避難や外出で無人となっている際に電気が復旧し、出火する事が多いのです。

これにより発見、消火が遅れ、室内の物に引火。あっという間に火災が拡大してしまうのです。

今のうちに「ブレーカー」を落として

元を断つ。電気が復旧しても、通電しないように「ブレーカー」をおとしておけば通電火災は防げます。

ただ、万が一のことを考え、避難時は慌てて外に出る前に、「ブレーカー」をチェックするということをこころがけてください。

また、電線が切れて垂れ下がっていたり、垂れ下がった電線から火花が発生していたりする場合もあります。発見した場合は、絶対に近づかないようにしてください。

参考資料など

情報:千葉市HP

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