強い台風18号 勢力落としながら東シナ海を北上

ウェザーニュース

強い勢力の台風18号は1日(火)9時現在、東シナ海を北に時速30kmで進んでいます。中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/sとやや勢力を弱め、発達のピークは過ぎたと見られます。

東シナ海の海水温低く、勢力は弱まる

これから明日2日(水)にかけては東シナ海を北上する見込みです。台風の進路に当たる、東シナ海は海面水温が26℃前後とやや低く、台風は北上しながらさらに勢力を落としていきます。

2日(水)9時の中心気圧は985hPa、朝鮮半島付近に進む3日(木)9時には990hPaを予想しています。その後、4日(金)には日本海で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風が弱まっても強い雨には注意

台風が温帯低気圧に変わりながら日本海に進む明日2日(水)から4日(金)にかけて、南から湿った空気が流れ込む影響で、西日本、東日本で一時的に雨の強まる所があります。台風が弱まっても注意が必要です。

また、日本海沿岸や南風が吹き抜けやすい豊後水道、紀伊水道周辺などは強風にもご注意ください。