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布団叩きは逆効果? 布団のダニ対策5つのポイント

ウェザーニュース / 2019年10月16日 5時0分

ウェザーニュース

空気が冷んやりしてくる秋の夜は、ふかふかの布団で過ごすのが心地よいものです。ところが、布団にはダニ対策の落とし穴があるといいます。ダニ対策の正しい方法を、掃除のプロであるダスキンに教えていただきましょう。

秋はダニアレルゲンに注意!?

ダニというと夏に繁殖するイメージですが、秋も注意が必要だと知っていますか?

「ダニが好むのは、温度20〜30℃、湿度55%以上の環境です。梅雨から夏は増殖しやすいのはこのためです。ところが、ダニの寿命は約3ヶ月のため、今の時期はダニの死骸やフンが多く発生します。ハウスダストなどに含まれ、アレルギーの原因となります」(ダスキン)

家庭でダニが好む環境になりやすい場所が、布団です。人は、1晩で約コップ1杯の汗をかくとされています。皮脂やふけなどダニのエサとなるものも豊富で、ダニにとって格好のすみかなのです。

天日干しの仕上げは布団叩き!?

普段の布団のお手入れといえば、「天日干し」ではないでしょうか。太陽の下でしっかり干した後、布団叩きで叩くとスッキリした気持ちになりますが、ダニ対策にはよくないそうです。

「布団叩きは、ダニ対策にはよくありません。叩いた衝撃でダニの死骸やフンが細かくなり、より吸い込みやすくしてしまうのです」(ダスキン)

布団のダニ対策5つのポイント

(1)専用ノズルをつけて掃除機でゆっくり吸引
布団を干すと湿気を除く効果はありますが、ダニの死骸やフンなどのアレルゲン自体は減りません。布団内のダニアレルゲンを除くには、専用のノズルをつけてゆっくり吸引します。

(2)週に1度の洗濯
ダニのフンや死骸、そしてダニのエサとなる人のふけや皮脂は水溶性なので、水洗いが有効です。ダニの卵は孵化まで約1週間かかるので、シーツや枕カバー、タオルケットなどを週に1度は洗濯すると効果的です。

(3)湿気を溜めないよう風通しをよくする
布団に湿気を溜めないよう、押入れは空気が流れるようにします。すのこを敷いたり、物を詰め込み過ぎないようにしましょう。お天気のよい日には、押入れのふすまを開けて、風を通します。

(4)カバー類は高密度の繊維を選ぶ
布団カバーは、ダニなどを通さない高密度の「防ダニ製品」を選ぶとよい。もちろん、ベットカバーなどをこまめに洗濯することも大切です。

(5)部屋はこまめに掃除
ダニのエサになるハウスダストを掃除します。掃除機は排気でほこりを舞い上げてしまうので、モップなどをかけてから掃除機を使います。


家庭でダニを完全に除去することはできませんが、増やさないようにすることが大切です。こまめな対策で、少しでもダニを減らして快適に秋を過ごしたいですね。

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