週刊地震情報 2019.10.20 熊本で震度3の地震 熊本地震の震源域

ウェザーニュース / 2019年10月20日 12時0分

ウェザーニュース

この1週間、国内で観測された地震回数は前週よりも多くなっています。震度3以上の地震は3回発生しました。(10月14~19日の集計)

国内:熊本で震度3 周辺断層は今後も活動の可能性

国内で震度1以上が観測された地震の回数

17日(木)22時27分頃、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード2.4の地震が発生しました。この地震により宇城市で震度3、美里町と甲佐町で震度2の揺れを観測しています。2016年に発生した熊本地震の震源域と見られます。

熊本地震は布田川断層帯と日奈久断層帯の活動により、発生したと考えられています。九州大学や産業技術研究所などが行った、総合的な活断層調査の結果から、日奈久断層は近い将来、活動する可能性が示唆されています。

全国の活断層すべてにおいて詳しい調査が行われている訳ではなく、知られていない断層も多く存在しています。いつ来るかわからない地震への備えは、しっかり行うに越したことはありません。

世界:フィリピンでM6.4 強い揺れで死者も

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用/ウェザーニュース加工)

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。

16日(水)にフィリピンのミンダナオ島を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生、深さが14kmと浅かったこともあり震源付近では強い揺れに見舞われて、建物の倒壊や土砂崩れが起き、複数の死者が出ています。

ミンダナオ島の直下を震源とする地震は時々発生しており、最近では島の北部で1987年にマグニチュード6.3、島の中部では1923年にマグニチュード7.0が起きた記録があります。頻度はそれほど高くないものの、深さ15kmほどの浅い所で発生するため、被害に繋がりやすいと考えられます。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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