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ダブル台風が日本の南を北上 20号は前線刺激で大雨のおそれ

ウェザーニュース / 2019年10月21日 16時58分

ウェザーニュース

日本の南の海上を台風20号、台風21号の2つの台風が北上中です。

そのうち台風20号は今日21日(月)15時現在、室戸岬の南を北北東に進んでいます。

台風20号は温帯低気圧へ

▼台風20号 10月21日(月)15時
 存在地域   室戸岬の南約280km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北東 45 km/h
 中心気圧   990 hPa
 最大風速   30 m/s
 最大瞬間風速 40 m/s

台風20号は今後も北東に進み、西日本の南の海上で温帯低気圧に変わる見込みです。

温低化しても油断禁物 前線を刺激し強雨に

台風20号は勢力が弱まっていくものの暖かく湿った空気を運び込むため、日本の南の海上に停滞する前線の活動が活発になります。

前線が北上する今夜から明日22日(火)は、西日本や東日本の太平洋側で雨の降るところが多くなり、一時的に雨が強まるので注意が必要です。

台風19号で大きな被害を受けた関東甲信地方や東北地方でも、再び雨の強まるおそれがあります。少しの雨でも新たな土砂災害や洪水による浸水が発生しやすい状況が続いているので、警戒をしてください。

台風21号 急発達しながら北上

強い勢力の台風21号はマリアナ諸島付近を北上しています。

▼台風21号 10月21日(月)15時
 存在地域   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   955 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s


このあともさらに発達を続けて、明日22日(火)には非常に強い勢力となる予想です。

非常に強い勢力で小笠原諸島に接近

今後はしばらく北西に進み、23日(水)頃には非常に強い勢力で小笠原諸島に近づくおそれがあります。その頃が中心気圧935hPa、最大風速50m/sと発達のピークです。

小笠原諸島では暴風や高波、激しい雨に警戒が必要になります。台風接近前にしっかり備えを済ませるようにしてください。

本州手前で東に進路を変える見込み

台風21号が小笠原諸島に接近した後は、段々と東よりに進路を変え、日本の東に抜けていく予想です。本州への直接の影響は沿岸部での高波だけとなる見込みです。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風20号の名前「ノグリー(Neoguri)」は、韓国が提案した名称で「たぬき」の意味です。
台風21号の名前「ブアローイ(Bualoi)」はタイが提案した名称で、お菓子(デザート)の名前からとられています。

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