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今やっておきたい、エアコン暖房の冬支度とは

ウェザーニュース / 2019年11月15日 6時10分

ウェザーニュース

11月も中旬を迎えると、朝晩は冬の到来を感じさせるような冷え込みになることがあります。
夏が終わって運転を停めていたエアコンを再び作動させる際には、どんな注意が必要なのでしょうか。

冬本番を迎える前に試運転

「基本的には夏前の準備と変わるところはありません」と、ダイキン工業コーポレートコミュニケーション室広報グループの重政周之(しげまさ・ちかし)さんは言います。

「まず、エアコンを動かす前にフィルターがきれいになっているか、室外機の周囲に物を置いていないか、電気プラグの周囲にほこりなどが溜まっていないか確認します。エアコンの暖房機能は設定温度を一番高くして、出てくる風が温風になってから10分ほど運転し、温かい風がきちんと出てくるか確かめます。

続いて、30分ほど運転し、運転中に聞き馴れない音や不快な臭いなどが発生しないかも気をつけましょう」(重政さん)

ニオイが気になる場合は内部の掃除も

フィルターを外すと、奥に熱交換器と呼ばれるアルミフィン部があります。「もし、試運転時にニオイが気になる場合は、この部分のカビや汚れが原因であることも多いのです」と重政さんは言います。

今年は残暑が厳しかったので、地域によっては10月頃まで冷房を使用している家庭もあったと思いますが、冷房使用後は特にカビが発生しやすいそうです。

「エアコンは、室内機内部の熱交換器で空気を温めたり冷たくする仕組みですが、冷房使用時は、熱交換器が冷たくなるため結露して、カビが発生しやすい環境になるのです。これを防ぐために最近は“内部クリーン機能”など各メーカーが工夫をこらしています。

古いタイプのエアコンなどでニオイが気になったり、汚れが見られる場合は、専門の業者によるクリーニングをお薦めします。室内機内部には水気に弱い電子部品もあり、専門的な知識も必要なため、家庭でのお手入れは故障の原因となりかねません」(重政さん)

専門業者は、購入した販売店やメーカーのお客様相談室を通して紹介してもらえます。

「その他にも、温かい風が出ないなどのトラブルがあれば、早めにエアコンを設置した業者さんやメーカーへご相談ください。夏ほどではありませんが、本格的に寒くなると修理点検の依頼が多くなります」(重政さん)

修理やエアコンの交換に時間がかかる場合もあるようなので、肝心なときに使用できないという事態を未然に防ぐためにも、故障や不調などがないか、早めに点検しましょう。

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