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急発達する低気圧で各地荒天 雷雨や強風に注意を

ウェザーニュース / 2019年11月18日 11時45分

ウェザーニュース

今日18日(月)は日本海から前線を伴った低気圧が近づくため、全国的に天気が崩れます。

すでに降り出しているところも

寒冷前線がかかり始めている西日本ではすでに雨が降り出しているところがあり、九州北部では1時間に10mm前後のやや強い雨が降っている所もあります。

また、週末はまとまった雪になった北海道ですが、南寄りの風でここ数日に比べて気温が上がり、雨になっているところもあります。

激しい雷雨や暴風のおそれ

低気圧は今夜にかけて急速に発達しながら日本海北部を進む見込みで、低気圧からのびる前線が日本列島を通過します。

このあと西日本では雨のエリアが広がり、前線が通過する際には、局地的に1時間に30〜40mmの激しい雨が雷を伴って降る見込みです。空が急に暗くなるなど雷の前兆が現れたら、早めに頑丈な建物に避難するなどしてください。

関東は千葉県や茨城県、栃木県など東部を中心に雨が降っていていますが、昼ごろまでで一旦止んで、日差しが出てきます。ただし、夜遅くなると再び雨が降ると見られるため、お帰りの際は傘をお持ちください。

北海道の山沿いではさらに積雪が増える所があります。一方、市街地では雨に変わる所が多くなるため、路面のぬかるみや屋根からの落雪に注意が必要です。

また、各地で風が強まっていて、10時15分には北海道南部の奥尻で最大瞬間風速24.8m/sを観測、早朝には富山県の八尾で27.2m/sの突風も観測されています。

低気圧が発達しながら通過するため、このあとも25m/sを超える暴風が吹くおそれがあります。洗濯物など飛ばされやすいものは室内に移動し、鉄道の遅延や道路の速度規制など交通情報に留意してください。

寒気襲来で北日本は雨や雪が続く

西日本の雨は明日19日(火)には回復します。

一方、北日本では冬型の気圧配置に変わり、上空には寒気が流れ込みます。そのため、日本海側では雪や雨が降りやすい天気が続き、北海道では明後日20日(水)にかけて大雪に注意が必要です。

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