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インフル感染場所は学校や職場に集中 家庭内の感染率には男女に差

ウェザーニュース / 2019年12月8日 5時20分

ウェザーニュース

インフルエンザ感染経路調査結果 ウェザーニュース

厚生労働省によると、12月1日(日)までの1週間に受診した患者数の推計値は約18.4万人となり、前週の推計値(約10.6万人)より増加しています。

毎年のように流行のニュースを耳にしますが、感染経路は一体どうなっているのでしょうか。

ウェザーニュースでは、2019年1月17日(木)〜18日(金)にかけてウェザーニュース会員に対して調査を実施しました。

職場・学校や通勤・通学中に集中か

全体の4割は学校職場と回答

「あなたが最後にインフルエンザにかかった時、どこで感染したと考えられますか?」との質問に対する全国9,401人の回答を集計した結果、様々な感染経路がある中で感染したことがある人の約4割は"学校/職場"であると判明。多くの人が同じ空間で長時間過ごすため、感染してしまうケースが多いようですね。

また、”その他”の中の回答として目立っていたのが、「通勤通学途中」など公共交通機関の中でというコメントでした。不特定多数の人とすれ違ったり、一時的でも電車やバスなど閉ざされた空間で過ごすのはやはり危ないようです。

皆さんが実感している通り、職場や学校、その道中は特に万全の対策が必要と言えますね。

家庭内感染率は女性が男性より15pt高い

次に気になる感染場所は"家庭内"です。感染したことがある人のおよそ14%と、全体で見ると必ずしも多くはないかもしれません。

ただ、詳細に分析してみると、最も多いのは"子ども"から、次いで”夫”からが多いことが判明。

男女別の割合を見てみても15ポイントの開きがあり、男性より女性の方が"家庭内"感染の割合が高くなっていることが分かります。
学校などでインフルエンザにかかった"子ども"だけでなく、職場などで感染してくる"夫"を看病した結果、ご自身も感染してしまうという構図の現れなのかもしれません。

世のお母様、奥様方、心中お察しします。

全体の約3割は”感染したことがない”

一方で、これまで一度もかかっていないという人も、全体の3割ほどいることが明らかになりました。
年齢別に見てみると、10代20代に比べて、30代以降の方がその割合がアップ。
対策が万全であるだけではなく、他にも体質やお住まいの地域の環境など、理由は様々考えられるものの、どうにかして見習いたいものです。。

最後に、インフルエンザの基本的な対策をおさらいです。今年度に厚生労働省から発表されているのは以下の通りです。

1) 流行前のワクチン接種
2) 外出後の手洗い等
3) 適度な湿度の保持
4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5) 人混みや繁華街への外出を控える


1のワクチン接種はすでに時遅しですが、2以降はこれからでも実践できる対策方法です。
インフルエンザ感染のピークはこれから。最大限の対策をして、できるだけご自身や周りの皆さんへの感染拡大を防いでいきましょう。

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