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冬にイルミネーションが似合う3つの理由

ウェザーニュース / 2019年12月25日 6時35分

ウェザーニュース

冬のこの時期、各地でイルミネーションが花盛りです。春でも夏でも秋でもなく、なぜ夜になると冷え込む冬にイルミネーションが盛んなのでしょうか。その理由をさぐってみました。

冬は夜が長く空気が澄んでいる

「冬になると各地にイルミネーションが増えるのは、イルミネーションにとって好条件が揃っているからです。1つめの理由は、冬は日没が早く夜の時間が長いうえに空気が澄んでいるので、イルミネーションが最も美しく見える季節だからです」と言うのは、イルミネーションや電飾品の販売・施工を手がけるスパークリングライツの久間啓司社長です。

日没が遅い夏はイルミネーションを楽しむ時間が短いですが、冬は早い時間からイルミネーションが点灯するのでたっぷり楽しめます。それに夜空の星も冬は一段と輝きを増すように、イルミネーションもきれいに見えます。

冬は樹木の負担が少ない

「街路樹など樹木を利用したイルミネーションの場合、葉が茂っていると取り付けが作業大変なうえに樹木に負担をかけます。LEDは消費電力も発熱も小さいのですが、ゼロにはできません。その点、葉が枯れ落ちて枝が裸になる冬は樹木の負担を最小限に抑えることができます。冬にイルミネーションが増える2つめの理由です」(久間社長)

確かに葉が茂った街路樹にイルミネーションは似合いません。見てくれが悪いだけでなく、樹木の負担にもなるのですね。やはり樹木を利用したイルミネーションは冬に限るようです。

寒い冬の夜に足を運んでもらう集客効果

「冬にイルミネーションが似合う3つめの理由は、寒い冬の夜は外出したがらない人にも足を運んでもらえるイルミネーションイベントが増えるからです。期間限定で毎年趣向を凝らしたイルミネーションなら、『見たい』『行きたい』と多くの人を集める集客効果が期待できます」(久間社長)

久間社長によると、フラワーパークなどでは冬に花がないため、その時期の集客としてイルミネーションを設置するケースもあるそうです。なかには、イルミネーションによって花の時期とほぼ同様の集客を達成しているフラワーパークもあるようです。

冬にイルミネーションが似合う3つの理由がわかれば、イルミネーションの見方も変わってくるかもしれません。

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