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美味しいいちごの見分け方と傷みにくい保存法

ウェザーニュース / 2020年1月15日 11時20分

ウェザーニュース

年末頃からスーパーでもよく見かけるようになったいちご。どれも赤くておいしそうに見えますが、実は品質が落ちてしまっていたり、未熟なままで収穫されたりしたものも混じっているそうです。
そこでおいしいイチゴの見分け方を、千葉県君津市で観光農園を営む佐野卓男さんに伺いました。

鮮度の良いいちごはヘタも元気

「いちごの味を決めるのはまずは鮮度です。鮮度はヘタを見てください。ヘタがピンと張ってみずみずしく濃い緑色のものが新鮮です。またヘタの周りまで赤く色づいていて、果実全体にハリがあり、産毛があるものを選んでください。

種類によってはヘタの周りまで赤くならないものもありますが、一般的にはヘタの周りまで赤いのは、よく熟している証拠です」(佐野さん)

せっかく買うのだから、鮮度の良い、おいしいいちごを選びたいですね。おいしいいちごを選んだら、食べ方に注意点などはありますか。

いちごの食べ方はヘタの方から? 先端の方から?

「うちにいちご狩りに来るお客さんは、ヘタを持って先端の方から食べる人がほとんどです。でもそれは間違い。いちごは先端に行くほど甘いのです。

だから先端から食べると、最後が酸っぱいヘタの方になってしまいます。それでは後味が悪い。最初にヘタの方から食べ進めて、最後は先端のもっとも甘いところを食べるとよりおいしく感じられるんですよ」(佐野さん)

いちごはヘタを持って食べるものだと思っていたのですが、それが間違いとは知りませんでした。ではせっかくおいしく食べても量が多くて食べきれなかったら、どのように保存するのが良いのでしょうか。いちご自体、かなり柔らかく繊細なのですぐ傷みそうです。

いちごの保存には水分が大敵

「いちごを保存する場合、水分がついていると早く傷んでしまうので、その時食べる分だけ洗い、あとは洗わずにヘタを下に向けて保存容器に重ならないように並べ、乾燥しないようにきっちりフタをしてから冷蔵庫に入れておくのが良いでしょう。それでも一度触ってしまうとやはり傷みが早くなるので、できるだけ早く食べてくださいね」(佐野さん)

いちごは傷みやすく繊細な果物です。鮮度の良いものをおいしいうちに食べて、ビタミン補給に役立てましょう。

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