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明日16日(月)にかけて真冬並み寒気で日本海側中心に荒天注意 

ウェザーニュース / 2020年3月15日 15時0分

ウェザーニュース

今日15日(日)の昼現在、日本海の上空5500m付近には−36℃以下の真冬並みの強い寒気があって、徐々に南下中です。

この寒気は夕方から明日16日(月)夜にかけて日本列島を通過していきます。

この影響で大気の状態が非常に不安定になり、広い範囲で強い雨や雪、落雷、突風、竜巻など荒れた天気になるおそれがあります。

日本海側は風強く、北陸は暴風のおそれ

寒気の南下とともに冬型の気圧配置が強まり、九州北部から東北の日本海側は雪や雨に加えて風が強まります。

九州北部から近畿北部は今日15日(日)の夕方以降、北陸や東北日本海側では16日日中は強い風に注意が必要です。

特に北陸では平均風速で20m/s前後、瞬間的には30m/s前後の暴風となって交通機関に影響が出る可能性もあるため、運行状況などをこまめにチェックしてください。

積雪は新潟県、富山県、長野県などの山沿いの多い所で30cm以上の予想です。

西日本は太平洋側でも雪の可能性

強い寒気と風の影響で太平洋側にも雲が流れ込みそうです。

西日本では、近畿中部や瀬戸内など太平洋側の平野部でも午前ほど所々で雨や雪が降る予想です。平野部で積雪することはないと見ていますが、中国山地や紀伊山地などでは積雪による路面状況の悪化に注意してください。

関東、東海も昼間は強い風が吹き、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。

なお、荒天をもたらす強い寒気は17日(火)には東海上に離れる予想で、各地の荒れた天気は収まりそうです。

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