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記録的な暖かさだった3月 4月も高温傾向が続く

ウェザーニュース / 2020年3月31日 15時30分

ウェザーニュース

「3月は去る」と言いますが、2020年の3月も今日で終わります。
先週末には関東で雪が降るなど寒い日もありましたが、押し並べて見ると今年は全国的に暖かい3月となりました。
秋以降、気温の高い状態が続いており、記録的な暖冬を経て、今月も気温の高い状態が続いた形です。

山陰や北陸、東北で観測史上一番の暖かさ

昨日30日(月)までの3月の平均気温は各地で平年より2℃から3℃くらい高く、特に北ほど高温の傾向が顕著になりました。
このまま行くと山陰や北陸、東北では3月としては観測史上一番高くなる見込みです。
東京でも昨日までの平均気温が10.8℃と平年より2.2℃高く、観測史上4位タイの気温となっています。

3月1日〜30日までの平均気温(平年比)
仙台 7.5(+2.6)
東京 10.8℃(+2.2)
新潟 7.8(+2.1)
名古屋 10.6(+2.0)
大阪 11.3(+1.9)
松江 9.7(+2.1)

これは、南から暖かい空気が流れ込んで、日本付近で上空の偏西風が北に押し上げられ、日本の上空に寒気が流れ込みにくかったことが原因とみられます。

4月も高温傾向が続く

先週、気象庁から発表になった1か月予報によりますと、4月も気温は全国的に平年並みか平年より高い見込みです。
偏西風が例年より北を通るため、北日本を中心に暖かな空気に覆われやすくなります。

桜も例年より早く、東京などでは満開、北日本もすでに開花しはじめています。
4月も季節の歩みは早く、桜前線も足早に北上していきそうです。

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