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春の花チューリップ 開き具合で"気温"が分かる!?

ウェザーニュース / 2020年4月9日 6時0分

ウェザーニュース

「春の花」といえば、桜を思い起こす人が多いのではないでしょうか。ほかには、梅や菜の花、ツツジなどを思い起こす人もいるでしょう。

しかし、美しく可憐な春の花は数あれど、上品さや艶(あで)やかさでは、この花の右に出るものはないのではないでしょうか。それは「チューリップ」です。

人の心をも狂わせる「チューリップの魅力」

チューリップは小アジア(アナトリア)が原産といわれ、16世紀にトルコからヨーロッパにもたらされました。その後、とりわけオランダで改良されて、人々の目を楽しませました。

17世紀のオランダでは、投機の対象にされ、チューリップの球根一つと家一軒が同じ価値を持つといわれたこともありました。いわば「チューリップ・バブル」で、これが世界初のバブル経済といわれます。

たかが花、されど花。チューリップには、まさに高嶺の花の時代があったのです。

チューリップの開き具合で気温がわかる!?

現在の日本では、全国あちこちの公園などでチューリップを見ることができ、チューリップは多くの人に親しまれています。

散歩などでチューリップを見かけた際は、チューリップをあることの目安にすることもできます。それは「気温」で、チューリップを観察すると、だいたいの気温を推測することができるのです。

個体などによる違いはありますが、チューリップは概ね10℃以下では花を閉じたままで、15℃ぐらいで開き始め、20℃以上では大きく開きます。

家で過ごす時間も多くなっていますが、お庭のチューリップの開き具合を見て、「今は16℃ぐらいかな」とか「22℃だと思う」などと、お子さんと気温を予想してみるのも楽しいかもしれませんね。

参考資料など

『改訂版 散歩で見かける 草花・雑草図鑑』(高橋冬 著、鈴木庸夫 写真、三省堂書店)/『美しい花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ』(二宮考嗣 著、ナツメ社)/『天達のお天気 1日1へぇ~ 』(天達武史 著、幻冬舎)/日本チューリップ協会「チューリップ花育」

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