プロが教える「花を活ける」簡単テクニック
ウェザーニュース / 2020年4月23日 5時0分
新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、自宅で過ごす時間が長くなっている毎日。ともすれば、ふさぎ込みそうになる気持ちを健やかに立て直す「暮らしのヒント」をご提案します!
テーブル上の花で心の健やかさを取り戻す
例年、春は卒業式や入学式、歓送迎会などの各種イベントで、花木の需要が高まる時期ですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、需要が減少しています。そこで、農林水産省は花木の消費拡大を図るため、家庭や職場に春の花を飾って楽しむ「花いっぱいプロジェクト」を始めました。
「花はモノではなく、いきもの。暮らしに花があるだけで、元気が出たり癒されたりと、多くのパワーをもらえることを実感できるでしょう」と語るのは、現代フラワーデザイン界のリーダーである川崎景太さん。これからますます新緑が美しくなっていく季節、外出を控えざるを得ない状況であっても、身近に自然を感じることができるのが花の存在です。
「花を活ける」と聞くと、一見、難しそうに感じるものですが、今回川崎さんが提案する『素敵に花茶碗がさね』というネーミングのフラワーデザインは一種類の切り花と日用品さえあれば誰でも簡単に楽しめるもの。一般的なフラワーアレンジメントに必要な花器や吸水スポンジなど、特別な道具は一切必要ありません。川崎さんいわく、「食べ物と花を一体化させ、五感で楽しむことができる、今までにないサプライズアレンジです」
【素敵に花茶碗がさね】
■材料
・好きな花や葉物:1種類でも可
・ご飯茶碗:2個
■道具
・ハサミ
■つくり方
(1)ご飯茶碗を2個重ねる
(2)重なった茶碗の間に水を5分目まで注ぎ、花や葉物を差し入れる
(3)上に乗せた茶碗には、ナッツやフルーツなどを盛る
茶碗や皿が花器に早変わり!

いかがでしょう? たったこれだけの材料とプロセスで『素敵に花茶碗がさね』の完成です。今回の作品の特徴は、いつも使用しているご飯茶碗を花器に見立てた点です。
「生け花専用の花器を持っていなくても、花を飾って楽しむことは可能です。ご飯茶碗のほかにも、お皿やグラスなど水をためることができるものならなんでも花器になります」と川崎さん。花器に見立てた茶碗と花、盛った食材が一体化し、ダイニングテーブルがモダンに華やぎます。
花や葉物を差し入れる時のコツは2つ。ひとつは、花の花冠(花びらが集まっている部分)ができるだけ茶碗の縁に近い部分でカットすること。葉物を添える場合は、花に近い位置に添えること。この2つのコツをおさえるだけで、飾ったフラワーデザインが私たちに潤いを与えてくれます。
飾る花は、フラワーショップなどで1本から購入することができますが、庭に咲いている季節の野草でも可憐な雰囲気に仕上がります。家にいながらでも季節の花を楽しめる、ちょっとしたアイデア、ぜひためしてみませんか。
参考資料など
取材協力/川崎景太(KEITA KAWASAKI・フラワーアーティスト) HP:http://www.keitakawasaki.net/
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