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夏から秋にかけてエルニーニョ現象は発生しない見込み

ウェザーニュース / 2020年5月12日 14時35分

ウェザーニュース

気象庁は今日12日(火)、最新のエルニーニョ監視速報を発表しました。4月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差は+0.3℃で、ほぼ平年並みの状況です。対流活動は平年より不活発でしたが、貿易風は平年並みで、海洋や大気の状態はエルニーニョ現象、ラニーニャ現象ともに発生していないことを示しています。


太平洋赤道域では、海洋表層の水温の平年との差が小さいため、今後しばらくは平年並で推移すると考えられます。エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果でも、夏は基準値に近い値か基準値より低い値で推移する見込みです。

このため、夏から秋にかけて平常の状態が続く可能性が60%と最も高くなっています。ただ、7月以降はラニーニャ現象が発生する可能性が30%あり、動向によっては夏の気候に影響を与えます。

夏の気温は平年並みか高い予想

長期予報では、夏の気温は全国的に平年並みか平年より高い予想となっています。

現段階ではインド洋の海面水温が日本の夏の動向を左右すると見られます。また、ラニーニャ現象が発生した場合は、変化が生じるため、今後の動向に注目です。

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