九州は週末にかけて大雨に警戒 鹿児島で総雨量が300mm超のおそれ

ウェザーニュース

低気圧や前線に伴う活発な雨雲が西日本に広がり、雨が強まってきました。週末にかけて九州を中心に大雨のおそれがあります。

九州北部で1時間20mm前後と雨が強まる

午後になり九州北部や中国地方の一部で雨が強まってきました。16時までの1時間に長崎県平戸で23.0mm、佐賀県唐津で19.5mmの雨を観測しています。夕方から夜にかけて強い雨の範囲は拡大し、局地的に1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降る見込みです。

道路冠水や視界不良となるおそれがあります。特に夜間帯に車で移動をする必要がある場合は、スピードを控えるなど十分に注意をしてください。

鹿児島県内で総雨量が300mmを超えるおそれ

明日16日(土)は前線が南下し、太平洋側を中心に雨が降り続きます。特に九州南部は西から次々に活発な雨雲が進んでくるため、17日(日)にかけて断続的な強雨となり、雨量が多くなる見込みです。

17日(日)夜までの総雨量は、鹿児島県の多い所では300mmに達するおそれがあります。週明けの18日(月)以降も雨の降る日が多く、さらに雨量の増す可能性もありますので、土砂災害や河川の増水、氾濫などに警戒が必要です。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）