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北海道で虹色現象 「ハロ」や「アーク」が出現

ウェザーニュース / 2020年5月18日 12時20分

ウェザーニュース

今日18日(月)の北海道は、太陽の周りに虹色の大きな輪のようなものが出現しているところがあります。

この現象は「ハロ」または「暈(かさ)」と呼ばれ、氷の粒で出来た薄雲によって太陽光が反射・屈折することで、環状に光る部分が見えています。

また、その下にはまっすぐな虹が出現しているところがあります。こちらもハロと同じく薄雲の氷の粒によって出現した「環水平アーク」と呼ばれる現象です。

太陽が高く昇っている時間帯にしか見えないので、夏場にしかお目にかかれず、見えたら少しラッキーな現象です。

天気の崩れはなし

低気圧が接近して天気が下り坂になる前には、上空に薄い雲がかかることが多いため、ハロが見えたら雨の前触れといわれることもあります。

一方、今日の場合、この薄雲を発生させているのは、上空で強風が吹いているエリアにできた高い所の雲で、天気を崩す雲ではありません。

今日は純粋に、空の虹色を楽しめそうです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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