梅雨前線が気温を分ける 今年最高の鹿児島と25℃届かぬ東京

ウェザーニュース

今日25日(木)は梅雨前線が日本に停滞しています。この前線との位置関係で、気温に大きな差が出ました。

特に気温が上がったのは九州南部です。梅雨前線の南側に位置し、暖かな空気が流れ込んでいることに加え、午後になって日差しが届いて気温が急上昇。鹿児島は34.4℃と今年一番の暑さ、宮崎空港は34.6℃と猛暑日目前の暑さになりました。

一方で、前線の北側に位置し、東寄りの冷たい風の影響を受けた関東や東北太平洋側は梅雨寒です。東京は25℃に遠く及ばぬ22.9℃、仙台は5月上旬並みの18.7℃で、2日連続の10℃台でとなっています。

明日は前線北上で高温エリアが拡大

明日26日(金)は関東の南岸に伸びていた梅雨前線が、東北まで北上します。このため、関東や東北は今日よりも大幅に気温が高く、東京は32℃と真夏日、仙台でも26℃まで上がる予想です。

暖かく湿った空気に覆われますので、かなりの蒸し暑さになります。今日との気温差が大きいので、体調管理にご注意ください。