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はちみつの日 熱中症対策に有効な「うめはち麦茶」の作り方

ウェザーニュース / 2020年8月3日 11時58分

ウェザーニュース

今日8月3日は、「8(はち)3(みつ)」という語呂合わせから、はちみつの日とされています。

梅雨明け直後から暑い日が続いているので、今回は熱中症対策として有効な、はちみつを使ったドリンク「うめはち麦茶」の作り方を管理栄養士の柴田聡美先生に教えていただきます。

時に命にもかかわる熱中症対策には、血流を改善するため水分に糖分、塩分、マグネシウムなどのミネラルが入ったドリンクをこまめに飲むことが効果的だそうです。

水分ベースは麦茶がオススメ

「まずドリンクのベースになるものは麦茶がオススメです。麦茶は煎った大麦が原料ですが、大麦には身体を冷やす働きがあって、身体の火照りを取る作用があります。また利尿作用があるカフェインが含まれていないので、脱水になりにくいのです」(柴田先生)

ベースになる水分はカフェインの含まれるコーヒーや緑茶、ウーロン茶より、ノンカフェインの麦茶がいいのですね。

塩分や糖分は“うめはち”で!

では、塩分などのミネラルと糖分は何で摂れば良いのでしょうか。

「まず塩分は梅干しです。梅にはもともとミネラルや疲労回復に効果のあるクエン酸が含まれていますが、梅干しにすることで塩分が加わります。糖分は、腸管での水分吸収を促進するために必要ですが、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているはちみつがオススメです。そこで、梅干しをはちみつ漬けにした“うめはち”が理想的です。

保存容器に梅干しが浸るぐらいのはちみつを入れ、スプーンなどで梅干しを少し崩しておくだけでOKです。ドリンクを作る際にははちみつごと梅干しをすくい取り、麦茶に入れて梅干しを崩しながら飲んでください。甘酸っぱくてとてもおいしいですよ」(柴田先生)

梅干しが浸るぐらいまではちみつを入れる

【うめはち麦茶の作り方】
(1)熱湯にくぐらせたガラス瓶などの容器に梅干しを入れる。
(2)梅干しがかぶるくらいにはちみつを入れて、スプーンで梅干しを少し崩して3日ぐらい漬ける。
(3)スプーンではちみつごと梅干しをすくい、麦茶に入れてよくかき混ぜて出来上がり。
※“うめはち”は常温で保存可能です。

「“うめはち”だけで食べてもおいしいですよ。小さい保存容器で持ち歩けば、外出時でも気軽に口にできますので、ぜひ作ってみてください」(柴田先生)

これから暑い時期が続きますので、吸収がよくミネラルが無理なく摂れるこまめな水分補給を心がけて、熱中症を予防しましょう。

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