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台風6号(メーカラー)発生 2つの台風に加え熱帯低気圧も

ウェザーニュース / 2020年8月10日 13時28分

ウェザーニュース

8月10日(月)12時、南シナ海の熱帯低気圧が台風6号(メーカラー)になりました。
7月は台風の発生数が観測史上初のゼロとなりましたが、8月に入ってから台風の発生が続いています。

2つの台風 沖縄は急な強い雨や突風に注意

台風6号は今後台湾の西側を北上し、中国の華南へ接近または上陸するとみています。
沖縄では台風5号や台風6号の影響で、明日11日(火)にかけて大気の不安定な状態となります。急な強い雨や突風などに注意してください。このほかは、日本への直接の影響はない見通しです。

小笠原に熱帯低気圧 新たに台風発生か

熱帯低気圧 10日(月)12時現在

小笠原近海には熱帯低気圧があり、西に進んでいます。気象庁はこの熱帯低気圧についても台風に発達する見込みとの情報を発表しました。
熱帯低気圧は今後西に進み、今日10日(月)の深夜から明日11日(火)の未明にかけて小笠原諸島周辺を通過する見込みです。小笠原諸島では強まる雨風に加えて高波に警戒してください。

平年並かやや早いペースで発生

台風発生数の平年値

今日中にまた新たに台風が発生すると、8月上旬だけで5つの台風が発生したことになります。

8月の台風発生数の平年値は5.9個ですので、今回台風が発生すれば平年並みかやや早めのペースと言えそうです。

台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風6号の名前「メーカラー(Mekkhala)」はタイが提案した名称で、“雷の天使”を意味する現地の言葉です。

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