週間天気　暑さ・天気は週末がターニングポイントか

ウェザーニュース / 2020年8月20日 6時1分

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・酷暑は週末にいったん和らぐ
・週末は西日本、東日本で雨予想
・台風の発生を懸念

酷暑は週末にいったん和らぐ

予想天気図　22日(土)9時

太平洋高気圧に覆われて猛烈な暑さとなっている西日本・東日本では、21日(金)頃までは酷暑が続きます。夜もあまり気温が下がらないため、睡眠前や起床時にはしっかり水分を補給するなど、昼夜問わず熱中症対策が必要です。

ただ、22日(土)になると太平洋高気圧が弱まり、この暑さは今週末にいったん和らぐ見込みです。

週末は西日本、東日本で雨予想

降水の予想　22日(土)21時までの12時間

週末以降は、太平洋高気圧が徐々に勢力を弱め、南から湿った空気が流れ込みやすくなります。
その影響で、九州〜東海は22日(土)以降、関東も23日(日)は雨が降りやすくなる予想です。
一時的に雨が強まり、雷を伴うおそれもあります。外出の際は雨具をお持ちください。

台風の発生を懸念

衛星赤外画像　20日(木)5時

フィリピンの東の海上では対流活動が活発になっていて、熱帯低気圧がいつ発生してもおかしくない状況です。

日本近海は海面水温が高く、30℃以上の領域が日本のすぐ近くまで拡大。平年のこの時期と比べても1～2℃高く、熱帯低気圧が発生した場合は台風として発達しやすい環境です。

複数のコンピューターシミュレーションの計算によると、フィリピンの東海上の積乱雲群が熱帯低気圧として発達が予想されており、今後の動向に注意が必要です。