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福岡で38.0℃と今年一番の暑さ 台風8号によるフェーン現象で100地点以上が猛暑日

ウェザーニュース / 2020年8月25日 15時10分

ウェザーニュース

今日25日(火)は台風8号に向かって吹き込む風の影響でフェーン現象が発生し、九州の東シナ海側や西日本の日本海側で体温を大きく上回るような厳しい暑さになりました。

全国最高は38.5℃を記録

15時までに全国で最も気温が上がったのは福岡県糸島市・前原と、太宰府市で38.5℃を記録しました。福岡は今年一番の38.0℃で、観測開始以来3位の暑さです。(これまでの1位は2018年7月20日の38.3℃)

そのほか、兵庫県豊岡市で37.7℃、鳥取市で37.4℃など体温を上回るような気温の所が相次ぎ、全国の128地点が35℃以上の猛暑日です。猛暑日地点が100を超えたのは3日ぶりになります。

フェーン現象は明日26日(水)も継続

26日(水)午後の予想気温

明日26日(水)も台風8号が東シナ海を北上するため、南東~南風の吹きやすい状況が継続します。日本海側の各地はフェーン現象が発生し、暑さが続く見込みです。

九州は台風が近づいて、今日に比べると雲が増える分、気温の上昇は抑えられます。最も気温が上がりやすいのが山陰から近畿北部で、鳥取市や兵庫県豊岡市はともに37℃まで上がる予想です。北陸でも35℃以上の所が多く、東北も内陸部では猛暑日を予想しています。引き続き万全の熱中症対策を行ってください。

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