秋の長雨時には要注意! カーエアコンの嫌な臭いをなくすには?

ウェザーニュース / 2020年10月3日 5時55分

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秋は一日の寒暖差が大きく、秋雨による湿度の高い日もあり、日中は暑さがぶり返す日もあったりします。そんな時季にエアコンをONにすると生乾きの嫌な臭いが漂うことはありませんか?オートバックスセブンIR・広報部の鈴木政和さんにその原因と対処法について聞きました。

臭いを放つ主な原因は“カビ”

鈴木さんは、エアコンが不快な臭いを放つ主な原因は“カビ”だと指摘し、「カーエアコン内にあるエバポレーター(熱交換器)は空気を冷やす役割を担っていますが、車内との温度差によって水滴(結露)が溜まります。それがカビなどの雑菌を繁殖させるのです」と解説します。

とりわけ、車の窓を閉め切ることが多く、高温多湿な状況になる梅雨時や秋の長雨の頃はカビが発生しやすく、臭いが漂いがちです。

窓を開けて臭いを逃がしたり、消臭剤を使用したり、カーエアコンが汚れやホコリを取り込まないように車内清掃を行うことなどは一時しのぎ。根本的な対策とは言えません。どうしても臭いが消えない場合の対策として、鈴木さんは次の2つの方法を教えてくれました。

▼対策1/エアコンフィルターの交換

「まずはエアコンフィルターを交換してみましょう。フィルターを交換せずに使い続けると、汚れて目詰まりし、臭いの発生の原因になります。交換は比較的簡単で、自分で行うこともできます。たいていはグローブボックスを取り外してエアコンフィルターを交換するのですが、車種ごとにフィルターの型番や交換手順も異なるので、専門店でアドバイスを受けてください。

フィルターを交換しただけで、カビの臭いがおさまることがあります。エアコンフィルターの交換は年に1回が目安ですので、定期点検の際に取り換えてもらうのも良いでしょう」(鈴木さん)

▼対策2/エバポレーターのメンテナンス

2つ目は、エバポレーターに付いた汚れやカビの洗浄です。ご自分で専用クリーナーを使って洗浄する方法もありますが、作業に手間がかかり万全とは言えないので、整備工場に一任して分解洗浄または高圧洗浄してもらうのが無難です。

カビを発生させない予防術

日に日に秋は深まりますが、まだ夏日となる日もあり、日中はカーエアコンを使用する機会もあるのではないでしょうか。嫌な臭いを発生させないためには、冷房を使用した後に、内部の結露を乾燥させてカビの繁殖を防ぐことがポイントだといいます。そのための具体的な予防策を教えてもらいました。

「車から降りる前に、エアコンを外気循環にして暖房全開で数分間稼働させます。そうすることでエアコン内に残っている水分を蒸発させ、カビの繁殖を抑制できます」(鈴木さん)

これから寒くなってきて暖房を入れたとき、エアコンから臭いが漂うことがあります。比較的エアコンを使わずに済む今の時季に対策しておくと有効です。

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