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台風14号北上で今週後半は大雨警戒 予報円は大きく進路はまだ定まらず

ウェザーニュース / 2020年10月6日 10時20分

ウェザーニュース

6日(火)9時現在、台風14号(チャンホン)は日本の南の海上をゆっくりと北に進んでいます。今後は台風の発達に適した環境の領域を進むため勢力を強めながら北上し、8日(木)までには強い勢力となる見込みです。

台風は週末にかけて北上を続け、奄美や九州に接近するおそれがあります。その後は日本列島の南岸を東に進む予想ですが、予報円が非常に大きく、11日(日)9時は九州から関東を覆うほどです。現段階では進路やスピードの予想の幅が非常に大きく、正確に絞り込むのが難しい状況です。(※予報円の大きさは台風の強さや大きさではなく、進路の不確実性を示します。)

▼台風14号 10月6日(火)9時
 存在地域   日本の南
 移動     北北西 ゆっくり
 中心気圧   992 hPa
 最大風速   23 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s

東に進路を変えるタイミングや場所に大きな違い

(参考)世界各国の予測

ヨーロッパやアメリカなど世界各地の気象機関が計算したシミュレーション結果で今後の位置を比較すると、沖縄付近を通過して西に進む予測はなくなり、ほとんどが北から東へ進路を変える方向に揃ってきました。ただ、進路を変えるタイミングや場所には依然として大きな幅があります。

陸地の近くを通るかどうか、接近のタイミングがいつになるかを細かく絞り込めない状況です。高気圧の勢力やジェット気流の位置、上空の気圧の谷の近づくタイミングなどにより、進路が変わりますので、随時最新の情報を確認するようにしてください。

台風接近前から、太平洋側では雨に

8日(木)朝の雨の予想

明日7日(水)以降は本州の南岸で秋雨前線が活発になり、台風の接近前から関東から西日本の太平洋側に雨を降らせる見込みです。

台風が比較的日本列島の近い進路を進んだ場合は、週末から週明けにかけて大雨となるおそれがあります。また、台風の速度が遅い場合は雨が長引く可能性もありますので、今後の情報に注意が必要です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風14号の名前「チャンホン(Chan-hom)」はラオスが提案した名称で、木の名前が由来です。

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