汗や汚れが気になるリュック 簡単に丸洗いするコツは?

ウェザーニュース / 2020年10月11日 9時45分

ウェザーニュース

秋の行楽シーズンで出番の多いリュックですが、使用しているうちに汗や汚れがついてしまうもの。“家事のプロ”に、家庭でもできるリュックの洗い方を教えていただきます。

洗濯可能なリュックも多い

山歩きや旅行から、自転車通勤、リモートワーク中の移動、エコバックなどとして、使うシチュエーションが増えています。汗や汚れが気になりますが、時間も手間もかかりそうで、洗うのを面倒なに感じる人も多いのではないでしょうか。また、自分で洗うのは型崩れや色あせなどが心配です。

ウェザーニュースで「リュックを丸洗いしたことありますか?」というアンケート調査を実施したところ、約半数の47%の人が「ない」と回答しました。リュックを持っている人に限ってみると、約6割の人が丸洗いしたことがないようです。

リュックを洗うのは大変なイメージがあるかもしれませんが、「意外と簡単にできる」と、全国で家事代行サービスなどを展開するカジタク・サプライヤチームの鈴木健吾さんは言います。

「リュックを洗うときは、『下準備』『洗い』『脱水』できちんとポイントを押さえることが大切です。まずは、リュックが洗濯可能かどうかチェックしましょう」(鈴木さん)

「レザーは不可のことが多いですが、ナイロンやポリエステルなど布素材のものは洗えることが多いです。タグなどの洗濯表示を確認して、『たらい』のマークがあれば洗うことができます(×マークは不可)。たらいの中の数字は液温の上限。液温が高い方が汚れ落ちがよいですが、オーバーすると色落ちや生地の縮みなどしやすいので注意しましょう。

たらいの下に線がなければ洗濯機で“通常の洗濯”、線が1本あれば“弱い洗濯”、線が2本なら“非常に弱い洗濯”、たらいに手が入っていたら“手洗い”(液温は40℃を限度)にします。ただ、手洗いの方がダメージは少ないので、洗濯機OKでも手洗いをおすすめします」(鈴木さん)

リュックの洗い方

リュックを洗うのに必要なのは、中性洗剤(おしゃれ着洗い用など)、バスタオル、スポンジや洗濯用ブラシなど。そして、手洗いならば洗濯用のたらい、洗濯機洗いならば洗濯ネットです。

【下準備】
・中に入っているものをすべて出す
・ベルトや金具など外せる部品を取り外す
・ポケットやスミのゴミやホコリを落とす

「中に何か残っていたり、ベルトや金具などと一緒に洗濯すると生地を傷める恐れがあるのできちんとチェックしましょう。ポイントとなるのが、ゴミやホコリをあらかじめ落としておくこと。濡れると落としにくくなるので、ポケットの中や縫い目近くなどできるだけきれいにします」(鈴木さん)

【洗い—手洗い—】
(1)洗濯おけに水を張り、分量の中性洗剤を溶かす
(2)リュックを水に沈め、優しく押し洗いする(汗のつきやすい部分、目立つ汚れは部分洗い)
(3)水を換えて、優しく押すようにすすぐ
(4)水がきれいになるまで、3〜4回繰り返す

【洗い—洗濯機—】
(1)汗のつきやすい部分、目立つ汚れを部分洗いする
(2)リュックを洗濯ネットに入れる
(3)『手洗いコース』など弱水流で洗う(すすぎまでの設定にすること)

「背中、ショルダーベルトなど直接からだに触れる部分は、汗や汚れがついていることが多いので、丁寧に洗いましょう。目立つ汚れは、直接洗剤をつけてスポンジや洗濯ブラシで優しく部分洗いします。洗濯機で洗う場合は、先に部分洗いしておきます。また、洗濯機での脱水は型崩れなどの恐れがあるので、すすぎまでにしましょう」(鈴木さん)

【脱水・乾燥】
(1)手で挟むように水気をきる
(2)バスタオルでくるんで水分を取る
(3)形を整え、風通しのよい場所で陰干し

「脱水は型崩れを防ぐため、手作業で丁寧に行いましょう。ある程度手で水気をきってから、バスタオルでくるんで水分を吸い取るのがポイントです。ポンポンと叩くようにします。ねじって絞るのは、型崩れや生地を傷める原因になるのでやめましょう。

直射日光に当てると色あせや生地が縮むおそれがあるので、陰干しにします。水分が残るとカビや臭いの原因となるので、風通しのよい場所でよく乾かしまよう。水が溜まりやすい底を上にするなど、干し方を工夫するとよいですね」(鈴木さん)

リュックがきれいになれば、またお出かけしたくなります。感染症対策に十分留意しながら、秋の景色を楽しみたいものです。

参考資料など

取材協力:アクティア株式会社(https://www.kajitaku.com/)

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