マスク生活で気になる目元のクマ、解消するためのケアは?

ウェザーニュース / 2020年11月24日 5時0分

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過ごしやすい気候が続く季節ですが、秋の夜長を楽しむあまり、夜更かししがちになっていませんか。睡眠不足や不規則な生活が続くと、目元にやっかいなクマができやすくなってしまいます。特にマスク生活が続く今年は、いつも以上に目元が気になりますね。クマの解消法を皮膚科専門医に教えていただきました。

血行不良からクマに

目元にクマがあるだけで、顔が疲れてふけて見えてしまうこともありますが、いったいなぜクマができるのでしょうか。

「クマの一番の原因は血行不良です。寝不足や冷えなどが影響するので、体からのサインともいえますね」と、野村皮膚科医院(横浜市神奈川区)院長の野村有子先生は言います。

そもそも目元は、とてもデリケートな部位だといいます。

「目元の皮膚は、全身を覆う皮膚の中で最も薄い部位の1つで、厚さは1mmにも満たないのです。さらに、目元は常に外気にさらされるため、乾燥や冷気によるダメージも受けやすいのです。

寝不足や冷えなどから血行不良を起こすと、老廃物が蓄積してクマになります。すると新陳代謝が衰え、コラーゲンやエラスチン、線維芽細胞といった細胞や組織にダメージが加わり、皮膚全体のハリや潤いがなくなることでくすみ感が強くなります」(野村先生)

一度濃くなったクマはなかなか消えないイメージがありますが、ある程度は仕方ないのでしょうか。

「きちんとケアをすれば、解消していきますよ。まず、大きく影響するのが睡眠です。夜更かし・寝不足はクマの大敵なので、夜は十分に休むようにしましょう。特に、肌の新陳代謝がスムーズになりやすいとされる午後10時〜午前2時の時間帯を含めて、しっかり眠るのが大切です」(野村先生)

手パックと化粧水で血行改善を促す

目元の血行を改善するには、他にも効果的な方法があります。

「手パックが、血行を促進しクマの改善に役立ちます。やり方はとても簡単で、化粧水を顔全体になじませた後に、再び手に半量ほどつけて静かに顔にのせます。両手を使って、まず左右の頬(ほお)、次に額(ひたい)と顎(あご)、そして最後に左右の目元の順です。圧をかけると肌の負担になるので、優しく包み込むように数秒のせましょう。

朝晩のお手入れの時に行うと良いですね。ただ、手が冷たかったり手が荒れていたりすると、むしろ逆効果です。その場合は、ビタミンE入りのハンドクリームで手をマッサージして、手を温めてから手パックを行ってみてください。

ヘパリン類似物質(ヒルドイド)やビタミンEなど血行促進作用のある成分の入った化粧水やクリームを使っても良いでしょう。また、食事も大切です。血行を良くするビタミンEの豊富な食材や、寒い日はお鍋で体もお部屋も温まると、くま対策になります」(野村先生)

ただ、対策を行ったからといって、クマは1晩でキレイに消えるものでもありません。

「朝起きてクマが気になるようだったら、明るめのファンデーションを使ったり、ハイライトを入れるのもよいでしょう。

十分に眠る生活を続けてもクマがなかなか改善しない場合は、原因がほかにあることも考えられます。例えば、皮膚のたるみによる影や、メラニン色素が沈着してできたシミやくすみがクマのように見えることがあります。また、内臓疾患など他の病気や不調が原因のことも考えられるので、気になるときは皮膚科を受診しましょう」(野村先生)

これからますます気温も下がり、年末にかけて忙しくなりますが、生活の基本を守ってクマのない明るい顔で過ごしたいものです。

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