東京で25日ぶりに0.5mmの雨を観測 一度止んでも夜は再び雨や雪

ウェザーニュース

本州の南岸に沿って進む低気圧の影響で、今日30日(水)の関東は南部を中心に朝から雨が降っています。9時までの1時間に千葉県館山市で7.5mm、横浜市で4.0mm、東京都心で0.5mmの雨を観測。0.5mm以上の雨を観測するのは、東京、横浜ともに12月5日(土)以来、25日ぶりのことです。

低気圧が東に離れる昼頃にかけて雨の降りやすい状況が続き、房総半島など南部の沿岸部では一時的に強く降ることがありますので、注意が必要です。低気圧に向かって暖かな空気が流れ込むため、平野部で雪に変わることはない見込みです。

夕方以降は再び雨や雪の降る所も

30日(水)夜の雨・雪の予想

午後は一旦天気が回復して日差しが届く所があるものの、油断はできません。夕方以降は北よりの風と西よりの風がぶつかり合う「シアーライン」が南下し、茨城県や千葉県など東側の地域を中心に再び天気が崩れます。

上空には強い寒気が流れ込んでくるため、雲が発達し、一時的に雨や雪を降らせる見込みです。東京都心や横浜などまで雲が拡大する可能性もありますので、夕方から夜に外出の必要がある場合は、念のため雨具をご用意ください。

また、寒気の南下とともに気温が急激に下がる上、冷たい風も強まりますので寒さ対策も必要です。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）