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西日本は30m/s超の風で暴風・暴風雪警報発表 午後にかけて吹き荒れる風に警戒

ウェザーニュース / 2020年12月30日 10時0分

ウェザーニュース

今日30日(水)の西日本は、発達しながら進む低気圧と、大陸から張り出す高気圧との気圧差が非常に大きくなり、九州や四国などで、西よりの風が強まっています。

10時までの最大瞬間風速は鹿児島県肝付町・内之浦で30.7m/s、高知県室戸市・室戸岬で26.6m/s、島根県松江市で24.2m/sを観測しました。気象台は西日本の広い範囲に暴風雪警報や暴風警報、波浪警報を発表しています。

午後は暴風エリア拡大 雪が降り出し吹雪の所も

30日(水)午後の風の予想

午後にかけては暴風のエリアがさらに拡大し、西日本の全域や北陸の西部などで強い西よりの風が吹く見込みです。

冬型の気圧配置が強まり、上空には寒気が流れ込むため、山沿いや内陸部から雪の降り出す所が多くなります。暴風による飛来物などに警戒が必要な上、雪が降ることで吹雪による視界不良の危険性も高まります。

明日31日(木)・大晦日にかけては西日本でも日本海側を中心に大雪となり、中国山地では明日夜までに50cm以上、山陰や近畿北部は市街地でも20cm以上の積雪が予想されます。また、広島など瀬戸内側や九州の市街地でも雪の積もる所がある見込みです。年越しの準備や雪対策は強い風に注意しながら進めるようにしてください。

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