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爆弾低気圧通過で暴風雪による停電のおそれ 外出危険な2~3日分の備蓄を

ウェザーニュース / 2021年1月6日 16時10分

ウェザーニュース

7日(木)は日本海で低気圧が猛発達し、北日本を通過する見込みです。全国の広い範囲で風が吹き荒れ、台風並みの暴風や湿った雪が加わることによる猛吹雪に警戒をしてください。

40m/sを超える台風並みの暴風で猛吹雪に

停電リスク予測マップ

7日(木)は急発達した低気圧が日本海を東に進み、北日本を通過する見込みです。全国の広い範囲で風が吹き荒れ、日本海側、太平洋側ともに瞬間的に30m/s以上、場所によっては40m/sを超えるような暴風が予想されます。暴風による鉄道をはじめとした交通機関の遅れや運転見合わせ、飛来物による建物の損壊などに警戒が必要です。

30~40m/sの暴風に加えて、低気圧が近づく北日本では湿った雪が強く降るため、着雪によって送電施設が影響を受ける可能性も考えられます。ウェザーニュースによる停電リスク予測では、北日本から北陸にかけての広い範囲や山陰、瀬戸内海の沿岸部などでリスクが高まる見込みです。

「停電リスク予測マップ」は、過去の大雪の際にウェザーニュース会員から得られた停電報告と気象データとの相関を元に、大雪や暴風による停電の可能性を表示しています。

雪や風のピーク時は外出が難しくなりますので、停電などへの備えは早めに済ませるようにしてください。

西日本の市街地で積雪 北陸は1m超の大雪

9日(土)夜までの積雪の予想

低気圧が東に抜ける8日(金)は日本付近が強い冬型の気圧配置となり、年末から年始に日本列島を襲った「年越し寒波」以上の強い寒気が南下する予想です。九州や中四国などの西日本でも内陸部や山沿いを中心に大雪への警戒、福岡や広島などの市街地でも積雪に対する備えが必要になります。

北よりの風と西よりの風がぶつかり合って形成される、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)周辺の発達した雪雲が広がりやすい北陸などで、集中的に雪が降る見込みです。山沿いの多い所では7日(木)から9日(土)の3日間で1~2mの大雪となる可能性があり、暴風雪によるホワイトアウトや吹き溜まりなども懸念されます。

積雪による交通障害(立ち往生に起因する大規模な車両滞留など)や、吹雪による視界不良、小屋などの倒壊などに対して、厳重な警戒が必要です。

外出危険な時間帯が長く、備蓄の準備を

雪と風のピーク

東北から北陸、山陰にかけての日本海側は7日(木)の午前中から次第に風が強まります。夕方以降は北日本の太平洋側でも風が強まり、暴風雪となる見込みです。関東でも南部の沿岸を中心に7日(木)午後は西よりの暴風となるおそれがあります。

雪は7日(木)午後から強まり始め、8日(金)は低気圧の影響で北海道の太平洋側やオホーツク海側、東北の太平洋側でも強い雪の降る所がある予想です。9日(土)にかけて冬型の気圧配置となり、日本海側の雪は続きます。

数日に渡って外出が難しくなることも考えられますので、燃料や食料の備蓄はしっかりと行ってください。

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